赤い公園という4人組のガールズバンドがいて、前から気になっていたのですが、最新アルバム「猛烈リトミック」を聴いてみました。感想を書いてみたいと思います。

猛烈リトミックジャケット

赤い公園「猛烈リトミック」の感想

赤い公園を聴こうと思ったきっかけは、ギターの津野米咲さんがSMAPの「Joy!!」を作曲しているのですが、そのSMAPの「Joy!!」がポップないい曲だと思って、赤い公園での曲も気になったことです。

あとは私の好きなaikoが赤い公園のラジオのゲストに出演したことがあって、面白そうな人たちだと思ったことですね笑。

猛烈リトミックについての印象ですが、CDレンタルしてまず歌詞カードを見た時にアレンジャーとして亀田誠治(東京事変、いきものがかりなど)や蔦谷好位置(Superflyなど)の名前が書いてあって、超1流のアレンジャーに頼んでいるんだなぁって驚きました。

アルバム全体的には、ボーカルの佐藤千晶さんが色々なタイプの曲を歌うことができて表現力があるなと思いました。

「絶対的な関係」「ひつじ屋さん」なんかは、椎名林檎の影響を受けてるような感じもして、アグレッシブでインパクトのある歌とアレンジですね。

猛烈リトミックの中では、10曲目の「サイダー」が一番気に入りました。バンドサウンドの迫力もあって、ポップな疾走感が心地よい曲です。やっぱり津野米咲さんのメロディーセンスが光っています。「サイダー」と「ださいな」で韻を踏んでいるのも面白いです。

13曲目の「お留守番」も好きです。落ち着いたバラードもいいですね。

amazonのレビューを見ていると「猛烈リトミック」は前作よりもPOPな方向になっているそうで、賛否両論なのかな。もっと荒削りなロックが好きな人も多いみたいですね。

今後の方向性も気になりますね。赤い公園らしいアグレッシブなアレンジで行くのか、それとももっとPOPな方向に行くのか。

赤い公園SPECIAL:2ndアルバム『猛烈リトミック』インタビュー – CDJournal CDJ PUSH

ブログに感想を書くにあたって、インタビューをググってちょっと読んでみたのですが、aikoのことも好きなんですね。aiko風なガールズポップに、刺のある赤い公園の魅力が合わさると面白そうですね。

最近のガールズポップのジャンルの人たちって、優等生的な感じの人が多いじゃないですか。いきものがかりとか西野カナとかmiwaとか。なので、ちょっと違った感じの赤い公園もヒットしてくれないかなぁと思いました。

赤い公園のみなさんはまだ若いですし、これからのブレイクが期待できるガールズバンドだと思います。今後の活躍が楽しみです!