2017/12/7に突然、チケットキャンプ(以下、チケキャン)のサービス一時停止が発表されました。その理由や今後について、そして、ライブチケットを売買するためのチケキャンの替わりになるサービスについて考えてみます。
追記・・・後日、チケキャンはそのまま完全にサービス終了することになりました。

チケキャンのサービス一時停止

チケキャンのサービス一時停止についての文書をキャプチャしておきました。発表と同じ日に急にサービス自体も一時停止されました。また、再開時期は未定とのことで、本当に再開するかどうかも怪しい気がしています。このブログでは以前チケキャンのアフィリエイトを使っていたのですが、そのアフィリエイトプログラムは一時停止ではなく終了してしまったこともあり、個人的には今後のチケキャンの行方は非常に厳しいのかなと思っています。
チケキャンのリリース文書

チケキャン一時停止の理由ですが、ネット上で調べた感じでは、チケキャンは権利関係に非常に厳しいジャニーズ関係での商標権でトラブっていたようです。チケット転売の良し悪しとは別の原因でサービス停止まで追い込まれてしまったと言えるのではないでしょうか。

チケキャンの替わりとなるサービス

チケキャンが当分再開しそうにないということで、ライブチケット売買をするための代わりのサービスを考えておいたほうが良さそうです。

現在、ライブチケットを個人間で取引をする方法としては次の5パターンが考えられます。

  1. オークション(ヤフオク、モバオクなど)
  2. チケットに限らない総合的なフリーマーケット型(メルカリなど)
  3. チケットに特化したフリーマーケット型(チケキャンなど)
  4. 公式のチケットリセール(チケトレなど)
  5. Twitterやライブ会場現地でのチケボ(チケット譲りますという人を探す、チケット譲ってくださいというツイートをする・ボードを出す)

1つ目のヤフオクなどのオークション形式の場合、値段がどんどん上がっていくし、いついくらで買えるか確定しなくて、ライブに行けないか不安になりますよね。

また、2つ目に挙げた総合的なフリーマーケット型のWebサービスと言えば、メルカリが流行してますが、メルカリは現金を売る出品が問題になったりして、出品可能な品物の制限が厳しくなってきています(メルカリの禁止されている出品物)。現金への換金がしやすい金券や割引券だけでなく、転売目的のチケットも出品不可能になってしまいました。なので、定価(+手数料)より高額になるようなライブチケットの売買は難しいと言えます。メルカリは株式上場したこともあり、グレーな取引が取り締まられる方向に進むのは間違いないと思ってます。

4つ目に挙げた、音楽業界公認のチケットリセールサービス「チケトレ」ですが、さすがに「公式」なのでチケット転売のことを快く思ってない方でも抵抗感なく使えると思います。チケット定価での取引ですし、入場時の本人チェックにも引っ掛からないそうなので安心感はかなり高いです。ですが、売りに出されているチケットの枚数がまだ少ないですし、手数料がかなりかかります(チケトレの場合、取引手数料が売り手も買い手も10%、システム手数料が売り手380円、買い手3%)。普通にぴあやイープラスやローチケでチケットを買うときに各種手数料で1000円ぐらい上乗せされてしまうのと似てますね。

5つ目に挙げたチケボについてはチケットの定価+手数料でやり取りできることが多いのは良いですが、特にTwitter上で詐欺などのトラブルにあったというツイートも見かけます。また、人気公演の場合、若い女子はチケボが成功しやすいですが、おっさんには難易度高いです(女性から見ても男性から見ても、自分の隣は女性がいいですよね笑)。そのアーティスト・アイドルのファン層がほとんど女性の場合だと、若い女子でもチケボが難しかったりするのかもしれませんが。。。

ということで、チケキャンと同様に、売り手が設定した値段ですぐにチケットを買えて、比較的安心してチケット売買がしやすいという理由から、チケキャンのようなチケットに特化したフリーマーケット型のWebサービスが、やっぱりチケキャンの代わりとして適していると思っています。

チケキャンと似たWebサービスとしては、チケットストリート(チケスト)とチケット流通センター(チケ流)が代表的で、流通しているチケットの枚数もかなり多いです。チケットやお金のやり取りの仕組みもよく整えられていて、TwitterなどのSNSで知らない人と売買するよりもはるかに安心だと思います。

また、チケット代金の他にかかる手数料も気になるところですよね。チケットストリートとチケット流通センターの手数料について、公式サイトを見てまとめました。
※2018/6/15時点で確認した値段です。最新では異なる可能性があります。

チケットストリートの手数料はこちらです。

チケット代金 取引手数料 売上の振込手数料
売り手 無料 500円(税別)※
買い手 8,000円以下 400円(税別)
8,001円以上 5%(税別)

※全額Amazonギフト券発行の場合は振込手数料無料。

チケット流通センターの手数料はこちらです。

チケット代金 事務手数料 売上の振込手数料
売り手 8,000円以下 820円(税込) 無料
8,500円以上 10.26%(税込)
買い手 2,000円~10,000円 432円(税込)
10,001円~30,000円 756円(税込)
30,001円以上 3.24%(税込)

※チケ流は売り手の8000円~8500円の手数料がわかりませんが、公式サイトの通りに表にしました(公式サイトの誤記?)。

したがって、手数料比較のまとめとしては以下のようになります。

買い手・・・チケストもチケ流も同じぐらい手数料は安い(チケトレと比べて)。15000円以上もするような超高額チケットを買う場合はチケストよりもチケ流の方が安くなっていく。

売り手・・・チケストの方がチケ流よりも手数料は安い(売上をAmazonギフトでの支払いにすると振込手数料500円(税別)もかからない)。

ちなみに、チケキャンは買い手側の手数料が無料で、売り手側に手数料がかかってました。チケットストリートは売り手有利な手数料体系ですが、その分チケットがたくさん出品されやすく、売り手側の元が取れるラインが下がるので、その分値段も安くしてくれそうな予感もします。チケストもチケ流も定価程度で売られているチケットならば手数料はそんなに高くならず、むしろ公式のチケトレの方が手数料が高いぐらいです。

話はそれますが、ぴあやイープラスやローチケのような公式な一次販売でのチケット購入でも、先行手数料、システム手数料、発券手数料、決済手数料、送料などで合わせると1000円以上も上乗せしてかかってしまうのは、納得行かないと私も思いながらいつもチケットを買ってます・・・。

チケット2次売買方法の比較表

チケット2次売買方法の比較表を作ってみました。結論としては、ライブ入場時の本人確認がガチガチな場合を除くと、ファンクラブ・先行発売・一般発売すべてで落選したけどチケットをどうしても欲しいような時は、チケットストリートかチケット流通センターでチケットを手に入れるのが良いと思います。私としては、チケットストリートの方が売り手側の手数料が無料な分だけ、在庫が豊富で値段も安くなりそうでおすすめです。

サービス名 チケット価格 買い手手数料 売り手手数料 入手しやすさ 安心感(取引) 安心感(入場)
メルカリ 300円~定価以上
ヤフオク 1円~定価以上
チケットストリート 1円~定価以上
チケット流通センター 2000円~定価以上
チケトレ 定価 ×
twitterの知らない人 定価+手数料なことが多い ×

おわりに

私もチケットを「高額」で転売されることについてはNOという考えなんですが、定価+手数料以下での取引は許して欲しいと思うんですよね。一緒に行くはずだった友達が都合悪くなったり、仕事が忙しくなってどうしてもライブに行けなくなったりすることもありますよね。

逆に言うとライブ会場のキャパが10000人だとして、その中の1%ぐらいの人は急に行けなくなってもおかしくないと思います。とすると100枚はチケット余るはずですよね。なので、スタジアム~アリーナクラスは結構チケット出てくると思いますし、大きめのライブハウス(Zeppなど)やホールクラス(キャパ2000~)でも、チケットを手に入れられるチャンスは意外とあるかもしれませんよ?直前まで諦めずに探したいですね。

また、私はチケキャンで定価割れのチケットを買ってライブに行ったこともあり、チケキャンのサービス一時停止は少し痛いです。今度からはチケットストリートを使うことにしてみます。

それにしても、行けなくなったライブチケットを定価or安価で他の人に譲ることができる仕組みが早く確立してほしいです。ライブの主催者の会社はチケットさえ売れれば空席ができても金銭的には儲かるはずですけど(グッズの売れ行きは悪くなりそうですが)、ステージにあがるアーティスト・アイドルの皆様は空席が目立ってしまうとさみしく感じると思うんですよね。