賛否両論あるチケット売買サイトのチケットキャンプ(以下、チケキャン)ですが、登録している人にはメールが来ていると思うんですけど、手数料が2017/3/1から変わりますね。その内容と影響を考えてみたいと思います。

2017/12/9追記・・・チケットキャンプのサービスが一時停止になりました。当分再開しなさそうな気配で、このままサービス終了もありえるのかなと思います。代わりのサービスとしては、チケットストリート(チケスト)やチケット流通センター(チケ流)があります。メルカリはチケット出品禁止になっているようです。

チケキャンの手数料変更内容

チケキャンの手数料変更内容は公式サイトの下記のページに詳しく書いてあります。
取引手数料、定価以下キャンペーンの改定について(2017年3月1日より)(チケットキャンプのWebサイトへ)

買い手は
5%(税込)

無料
になります。

売り手は
5%(税込) ※8,000円以下の場合は一律560円

8.64%(税込) ※8,000円以下の場合は一律690円
になります。

そして、定価以下チケットの取引手数料無料キャンペーンが終了するとのことです。

チケキャンの手数料変更の影響を考えてみる

今回のチケキャンの手数料変更の影響を考えてみたいと思います。

まず、買い手側に有利な変更内容ですよね。チケット転売問題でも本当にチケットを欲しいファンの人たちが定価よりも高い値段で買わされていることが問題の一つですから、買い手側の手数料が安くなるのはいいことだと思います。

ただ、オークションじゃないのでチケットの値段を決めるのは売り手側なのでその分上乗せされてくるかもしれませんね。結局、需要と供給で価格が決まるので、人気チケットにはあまり影響がないと思ってます。ただ、買い手側の手数料無料ということで心理的に書いやすくなって、チケキャンの思惑どおりに取引が活発になりそうな気はします。

もう一つの大きな変更点が、定価以下チケットの取引手数料が無料でなくなることですね。といっても、今回の変更では買い手側は手数料無料のままで売り手側だけ手数料かかるようになるということです。在庫を余らせた転売屋の投げ売りは「ざまぁwww」という感じなんですけど、普通に行けなくなったけど安く譲りたいという一般のファンにとっては厳しい制度変更かなと思いました。ツイッターなどのSNSで譲り先を探すよりもチケキャンで譲った方が安全なんですけどね。。。

といっても、チケキャンの売り手の手数料8.64%はメルカリの売り手の手数料(10%)より安いですし、送料もメルカリと違ってチケキャンは買い手負担にしやすいので、チケットを売るならチケキャンがいいかなと思います。ヤフオクは登録にお金がかかるのが敷居高いんですよね・・・。

おわりに

チケットをできるだけ安く買うためにチケキャンを使っている人にとっては良い変更だと思います。売り手側には厳しいですが、チケット転売問題を考えると仕方ないことなのかな。