パスピエの新曲「メーデー」を買ったので感想書いてみる
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カテゴリ: パスピエ
タグ: CDレビュー パスピエ
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こんばんは。パスピエの新曲「メーデー」買いましたよー。今回もなかなかいい感じです。感想書いてみますね。ニューアルバム「&DNA」発売の発表もされたみたいで楽しみです。
パスピエの新曲「メーデー」の感想
まずはディスク1のCDの方から行ってみます。以下の3曲が収録されています。
1. メーデー
2. 月暈
3. わたし開花したわ (re(mind)mix)
表題曲のメーデーですが、最近のパスピエによくありますが、この曲もイントロからアジアンテイストを感じさせてきます。アップテンポな曲でライブで盛り上がりそう。サビの「メメメメーデー」っていうのがキャッチーでいいですね。でも、メーデーって5月初めに労働組合とかが集会をやってる日のことだと思いますが、この曲の歌詞の中で何でメーデーが出てくるか最初謎でした。ストライキでもするの?
歌詞ですが、1番では「そろそろ本気出せますか」、最後のサビでは「そろそろ本気出しますか」になってますね。あと、歌い出しと最後が「あー面倒だ」になっています。そう言えばCDに作詞と作曲のクレジットが書いてないけど、ネットでメーデーの歌詞はキーボードの成田氏とボーカルのなっちゃんの共作というのを見かけました。なっちゃんの独特の世界観の中に、パスピエのメンバーのもう一歩先に進んでいくという気持ちも感じられる楽曲なんだと思いました。
メーデーというワードですが、パスピエのメンバーも今までは好きな音楽を自由にやってきたけど、労働者的な感覚を持ち始めたということを表してたりするのかな?このCDから感じたことから勝手に想像してるだけで、インタビュー記事とかあまり読んでないし、スペシャの生配信も見られなかったので、見当外れかもしれないけど。
サウンド的には、ボーカルとキーボードだけじゃなくて、ギター、ベース、ドラムも前に出てきた感じで、バンド感がいいかんじです。私の勝手なイメージですけど、病弱そうな女性ボーカルに、フィジカル的に屈強なドラムとギター、優等生的なキーボードとベースが生み出す化学反応みたいなところがありませんか?私は特にドラムが刻んでくるビートが好きです。前回のシングル「永すぎた春」に収録されている「ハイパーリアリスト」もパスピエのドラム好きですよ!
2曲目は「月暈」。Wikipedeiaによると「つきがさ」か「げつうん」と読むらしい。
暈(かさ、halo、ハロー、ハロ、ヘイロー)とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)という。虹のようにも見えることから白虹(はっこう、しろにじ)ともいう。
英語だとhaloでハローって言うんですね。歌詞中のハローはHelloかと思ってたけど、haloだったのか?ということにこのブログを書いていて気づきました。普通に聴いてるだけだったら絶対Helloだと思ってた笑。
1曲目のメーデーはパスピエらしいアップテンポな曲だけど、月暈の方はミドルテンポな曲で、特にAメロの「手と手」「目と目」のところのなっちゃんの歌い方が可愛らしいですね。ライブで盛り上がりそうなアップテンポな曲も大好きですが、こういうアップテンポじゃない曲もいいですねえ。今回のシングルの中だとメーデーよりも月暈の方が個人的には好きかなあ。
で、3曲目は1stアルバム「わたし開花したわ」のリミックスです。去年フェス会場限定で発売していた「フェスミックス」をフェスに行ってないのでメルカリで買って聴いてたのですが、新鮮でいいなと思ってました。でも、こうしてシングルCDで聴いてみると、個人的には新曲をもう一曲入れてくれた方がいいかも?この「わたし開花したわ (re(mind)mix)」も悪くないんですけどね。ごめんなさい。まあ、パスピエ以外で自分がこれまでに買ってきたシングルCDに表題曲+新曲2曲というパターンが多いからそう感じただけかもしれないですね。。。
リミックスのことですけど、最初にCDに出した時点でそれなり完成された状態だと思うんです。後からリミックスしたり、アレンジし直したものを作品として出すというのは難しいことなのかもしれませんね。スキルは確実に上がってると思うけど、その当時の人間性や衝動みたいなものが出せなくなってたりとか。(話がそれるけど、そういえばこのブログでよく話題に出てくるaikoでも、ベストアルバムでは少しの曲しか再アレンジされてなかったなあ。ライブでは結構いじってくるのに。)
初期のパスピエはボーカルとキーボードが主役で残りの3人は脇役的なところがあったと思うんですけど、「娑婆ラバ」ぐらいからはメンバーそれぞれの見せ場があって、ギターとベースとドラムの音もいいなあと感じていたところでした。なので、成田氏が色々とリミックスしてみるのもいいけど、再アレンジしてバンドメンバーみんなでレコーディングし直すのも聴いてみたいなと思いました。
付属の印象EのライブDVDのことは時間が足りなくてまだ見れてなくて書けなかった・・・。ここに追記するか、別の記事であとで書くことにします。すみません。。。
追記・・・こちらの記事でDVDの感想も書きましたよ。
パスピエのCD「メーデー」に付いていたDVD「印象E」の感想~ライブハウスのライブも行きたい!
最後に
自分で書いててあれだけど、独特の世界観(笑)みたいな表現はしたくないんだけど、便利な言い回しでついつい使ってしまいました・・・。一般人には思いつかないような感じでちょっと意味不明なところもあるけど、なっちゃんの心象風景を描写した歌詞みたいなことなんですけどね。
パスピエは2017年1月25日にニューアルバムの「&DNA」の発売もあるみたいで、2017年こそは更なるブレークを期待してますよ。邦ロックの女性ボーカルバンドのカテゴリーだとSHISHAMOに先を越された感もあって、同性に支持される女性アーティストも激戦だなあと思いますが、パスピエもMステに出るくらいに売れてほしいー。(そういえばZIPのSHISHAMO特集でインタビューされてた街の女性がaikoTシャツを着てたことを思い出した・・・)