先日購入したパスピエのアルバム「ukabubaku」ですが、個人的に慌ただしくて感想を書けてなかったのですが、今年のうちに書いておきますね。

曲の振り幅があっていいアルバムだなあって思いましたよ。

CD感想

優しい曲調な「微熱」があったり、「ニュータウン」という歌い上げるようなバラードがあったり、「浮遊層」や「かはたれ時に」のような言葉遊び的な歌詞が多い曲も健在だったりと振り幅があるアルバムだと思いました。

「発色」にある「背中側隠したのはナイフでも花でもなく気持ちです」という歌詞が刺さりました。この曲に限らず、全体的に歌詞の描写が具体的になってきて、イメージしやすくなってきている気がしました。

「ニュータウン」はピアノとボーカルで始まるバラード曲で、音の数が少なくてシンプルで、好きな曲です。勢いで誤魔化しが効かなくて、高音も多く歌うのが難しそうな曲ですね。

「四月のカーテン」は歌詞にストーリー性があって、この曲を配信リリースしておけば良かったんじゃと思うくらい売れそうな曲かも。パスピエにしては珍しく日常感もあって、この曲は本当にいいですね。ミドルテンポで落ち着くような曲で、新境地を開拓した感じがしました。

「かはたれ時に」は曲の中でリズムが変わるところが多くて、新鮮で冒険・挑戦している感じしましたよ。

ブルーレイ感想

今回はブルーレイ付きの初回限定盤を買いました。私は参戦できてなかったのですが、2022年に行われたBillboard Live東京でのライブ「table」が収録されてます。

客席の様子がライブハウスというよりも飲食店のようなテーブルと椅子が並んでいて、そこに座ってライブを鑑賞するというような感じだったのでしょうか。

いつもはキーボードを演奏している成田さんは本物のピアノも演奏していて、まさにこの日だけのライブみたいでしたね。行きたかったなあ。

盛り上がるライブというのもいいのですが、こんな感じでバンドの演奏を堪能するライブもいいなと思いましたよ。

終わりに

パスピエは配信リリースをたくさんされていて、そのうちアルバムにも入るだろうと思って、実は途中から買ってなくて、Spotifyの無料プランで聴いてたぐらいでした。

私は古い人なのでどうしてもアルバムとライブに注目しちゃうんですけど、今の時代はサブスクで数打って露出を絶やさないようにしながら、再生数を増やしてバズったらいいなという作戦は確かに理にかなっているのかもしれないですね