久しぶりにパスピエのライブに行ってきました。ライブツアー「KAIKO」の最終日Zepp Divercity Tokyoになります。

やっぱりリアルなライブ現場で大きな音を浴びるのは配信より好きだと思いましたよ。

ブログに感想を書いておきますね。

ZeppDivercityとガンダム

ライブの感想

会場について

個人的に、コロナ禍でライブハウスに行くのは初で、Zepp Divercity Tokyoに行くのも初めてでした。

会場入口の注意事項にもありますが、大声禁止でしたが、席から立ち上がるのはOKでした。規制入場・規制退場もありました。帰りは席によっては出るまで時間かかるかもです。

パスピエKAIKOZeppDivercity入口

ライブハウスと言っても、椅子がないスタンディングではなくて、会議室のような椅子が並んでいました。柵も無かったです。

ただ、隣は空席ではないので、距離は近かったです。ぎゅうぎゅうの状態からのキャパ半分だと思うので、それなりの人口密度でした。リスク取れない属性の人は悩むだろうな。

ライブハウスのドリンク(600円)はあったのですが、ソフトドリンクのみでした。Suica, Pasmoなどの交通系ICカードが使えたのは便利でした。

Zepp系列だとペットボトルのドリンクとドリンクホルダー(ズボンのベルトのところにつけるカラビナ付き)をくれるのがいいですよね。

会場内のトイレは使えない時間がありそうだったので、事前に商業施設や駅などで済ませておくのが吉かと思われます。

ツアー最終日で配信ありということで、カメラも入ってました。A列とB列が無くてC列が最前列だったのですが、そのA列B列のスペースにカメラさんがいた感じですね。

私の席がかなり前の方だったので、映り込んでいたかもしれないです笑。まあ、カメラよりも、後ろの観客から見えるからちゃんと盛り上がっていかないと!っていう方が強いですね。

ライブ本編の感想

本題のライブ感想に行きますね。

私もですけど、他の観客のみなさんも久しぶりのパスピエのリアルライブの人が多かったと思います。

なので、ここで手を挙げるとか手拍子するとかの振り付けがぱっと出てこないのもあり(特に2020年発売のsynonymの曲とか)、アルバム発売直後のライブみたいな感じだとちょっと思いましたよ。

ボーカルの大胡田さんも統制のとれてない感じがパスピエファンの良いところとMCで言ってたので、各自が好きなように楽しむというのがいいですよね。

今回、奇跡的に席がすごく前だったので、バンドメンバーがよく見えました。

ドラムの佐藤謙介さんが激しいところと静かなところの緩急がすごくて、それでいて複雑なことをやってそうに見えて、もうパスピエのメンバーになっちゃえ!という感じでした。

ギターの三澤さんやベースの露崎さんは楽器の音色が良かった気がしましたよ。ライブハウスだからなのか、こだわりのセッティングなどされているのか、私は素人なのでよくわからないのですが、とにかく、家で音源を聴いてるのとは全然違いますよね。

楽曲は最初のうちは激しい曲少なめでしたが、中盤の「とおりゃんせ」「チャイナタウン」「アンサー」などは声を出せなくても盛り上がりましたよ。でも、よく考えたらパスピエのライブは前からあまり声出さなかったかも。チャイナタウンでオイオイ言うことはあったけど。

「tika」「SYNTHESIZE」「Q.」などライブだと激しくて、音源と違うのがいいなっていうのもありました。特に「Q.」はライブで化ける感じありました。

今度リリースされる新曲の「影たちぬ」も披露してくれました。配信で買ってもっと聴いてみたいと思いました。

ツアータイトルから懐古するようなセトリになるかと予想していたのですが、最近の曲が多いのと、ライブでよくやってた定番曲が少なくて(「とおりゃんせ」「チャイナタウン」「つくり囃子」ぐらいですよね)、すごく意外なセトリでした。

アンコールでは最初に三澤さんが一人出てきて話しを始めたのが面白かったです。KAIKOの意味は皆が幸せと書いて、皆幸というのはどうでしょうか?とまとめたのが上手いなぁって思いましたよ。その後に出てきた大胡田さんに勝手に新しいの作らないでよと突っ込まれていたのもウケました。

今回、大胡田さんのMCでファンへの感謝の言葉がすごくて、私の方こそファンのみんなのおかげで生きていける、みんなの日常に居させてくださいといったことを話していたと思います。惚れる。

やっぱり、音楽をされている人たちは音楽が好きで、リアルにファンと会ってライブするというのが、一番の喜びなのかもしれないと思ったりしました。

「トキノワ」締めは幸せな気分になれて良きですね。

セットリスト

1. ONE
2. オレンジ
3. プラットホーム
4. スーパーカー
5. ユモレスク
6. とおりゃんせ
7. まだら
8. 人間合格
9. 影たちぬ
10. 音の鳴る方へ
11. チャイナタウン
12. アンサー
13. 真昼の夜
14. 煙
15. tika
16. SYNTHESIZE
17. 始まりはいつも
18. つくり囃子
19. グッド・バイ

アンコール
20. Q.
21. トキノワ

終わりに

このご時世、配信ライブもありますが、やっぱりリアルなライブで現場で体感するのには敵わないと思いました。演者の皆さんもカメラとスタッフしかいないところでやるとの、お客さんの前でやるのでは全然違うというのが伝わってきました。

ロキノンの夏フェスが中止になったニュースもありましたが、世間一般にも目立ってしまう大規模なライブは難しい時代が続きそうですし、中小規模でも直前までどうなるかわからない要素があるのが厳しいですが、何とか音楽業界が続いていってほしいと、一人の音楽ファンとしては思うところです。