こんにちは。takkaaaaa(@butterfly_2100)です。Youtubeで見たパスピエというバンドが気になっています。ボーカルが女性で、キーボード、ギター、ベース、ドラムの4人が男性ですね。

まだあまりメジャーでないですが、2015年12月には日本武道館でのライブも予定されていますね。もしかして自分が知らなかっただけで、最近の若者には人気のバンドだったりするのかな。

最近は邦ロック系のアーティストがブレイクすることが多いですよね。ミュージックステーションでも時々邦ロック系の人たちを見かけるし。アイドル戦国時代の後はバンドブームが来るんじゃないかと思うぐらいです。

ちょうど近所のTSUTAYAでCDレンタル半額セールをやっていたので、買ったばかりのaikoのDVD(合計4枚)をまだ見てないのに、パスピエのアルバム4枚(わたし開花したわ、ONOMIMONO、演出家出演、幕の内ISM)を全部借りてしまいました。さらっと聴いた感じだと、年々クオリティーが上がって来ていて新しいアルバムの方がいいですね。

とりあえずフルアルバムの演出家出演と幕の内ISMの感想を書いてみたいと思ったのですが、この記事では前編ということで演出家出演の感想を書きますね。ちなみにパスピエについての事前知識はほとんどない状態で書いているので、的はずれなことを書いていたらごめんなさい。

追記・・・幕の内ISMの方の感想も書きました。良かったらどうぞ~。
パスピエ「幕の内ISM」を聴いた感想。とおりゃんせ~MATATABISTEPの盛り上がりがやばい

パスピエ「演出家出演」の感想

アルバムのジャケット写真です。ジャケットやグッズのデザインなどパスピエのアートワークはボーカルの大胡田なつきさんが書いているそうです。絵を描けるところとか、私の好きなaikoと共通していて惹かれてしまいます。
演出家出演

1. S.S

パスピエらしいと言えるポップロックな曲ですね。「S.S」はYoutubeにもPVがアップされていて代表曲の1つなんだと思います。超高速で疾走感のある鍵盤とギターで、ライブでも盛り上がっているんだろうなと思いました。2番のBメロで詰め込むところの盛り上がりいいですね。煽ってくるようなボーカルもかっこいいです。アルバムの1曲目からガツンと来てやられました。

2. 名前のない鳥

1曲目とは打って変わってミドルテンポなナンバー。歌詞を詰め込んでいた1曲目とは違って伸ばす音が多いですね。文字ではうまく書けないけど、澄んだ空気感を持っている曲です。

3. フィーバー

1曲目にもあったようなパスピエらしいポップロックな曲。この曲も盛り上がるんじゃないですか。ボーカルの歌い方から金曜日の夜のエロさを感じる曲です。

パスピエの5人のことを全然知らないで感想を書いているのですが、特にボーカルの大胡田なつきさんがどんな人なんだろうか、すごく知りたくなってきました。アーティスト写真でも顔が隠されているし・・・。

4. シネマ

ちょっと昔にあったようなシティーポップな曲と言えばいいのでしょうか。トミーフェブラリーみたいな感じな。ところでパスピエはCDだとボーカルの声をPerfumeみたいに加工している曲多いですよね。ライブだとどういう感じになるのか、とても聴いてみたいと思いました。

5. ON THE AIR

特にサビがキラキラした曲です。ボーカルもささやくような声で歌っているのが綺麗です。楽曲によって大胡田氏の歌い方と声の加工の仕方が違っていて、ボーカルの表現力がある感じですね。

6. くだらないことばかり

ちょっとテンポ早めのロックバラードという感じでしょうか。落ち着いた感じでいい曲だと思います。

7. デ・ジャヴ

アルバムの中でちょっと一休みするような位置づけなのかなー。しっとりする曲ですね。6~7曲目はJ-POP風な感じもしていて、確かに幅広い年代・ジャンルの音楽を消化してきているんだなと感じられます。

8. はいからさん

次作「幕の内ISM」の「とおりゃんせ」へと続くような、和風なポップロックな曲です。パスピエはこういう曲が合ってますね。サビで「はいからさん」というフレーズを繰り返すところもリズムが良くていいですね。ベースとドラムもしっかりとしたビートを刻んでいるし、感想のギターソロもいい感じです。バンド感が出ている曲。

9. △

可愛らしい声とポップなメロディーが素晴らしい曲ですよ。私はこういうキラキラ感がする曲に弱いのかも。最後のサビで畳み掛けるところとかライブで聴いてみたいです!

10. ワールドエンド

綺麗でさわやかなサビがいいですね。幻想感もしますよ。S.Sやフィーバーのような捻った歌い方もいいですが、この曲のような真っ直ぐな高音を出す歌い方もするんですね、素敵です。

11. カーニバル

アルバムのラストということで壮大な感じを出そうとしている曲だと思いました。大サビのあたりはライブで観客との一体感が出てそうですね。

まとめ

全体的にパスピエの楽曲はポップ感がしていいですね。特に「S.S」や「フィーバー」のような、インパクトがあるアップテンポな曲が好きです。歌詞はよくわからないけど、ボーカルの大胡田なつきさんの世界観が楽曲に現れているところもいいです。

パスピエは90~00年代のJ-POPを引き継ぎつつ、色々と取り入れてて振り幅が広い感じがしました(次作の「幕の内ISM」ではテクノ要素も増えてきます)。JUDY AND MARYやYUKI、椎名林檎あたりの影響も受けてるのかも?

でも、逆に2000年代ガールズポップ業界の主流で影響力が強い(と私が勝手に思っている)aikoの影響はあまり受けてなさそうなのが面白いです。

まあ、インタビューなどを調べていないので、CDを聴いた印象だけですけど。

あと、amazonのレビューやYoutubeのコメントをちょっと見ましたが、個人的には◯◯に似てるとかどうでも良いですね。先人たちの影響をうけるのは必然的なことだと思うので、それを消化して良い曲を出して、良いパフォーマンスを見せてくれれば問題ないかと。

複雑でポップなメロディーやアレンジが好きな人だと、パスピエもきっと好きになるのかと思いました。癖になって繰り返し聴きたい曲が多いです。荒削りなバンド感がするのも良いと思います。きっともうすぐブレイクするでしょう。

ちょっとパスピエにハマってきたので、12月22日の武道館ライブのチケットを取ろうかな。とりあえずカレンダーに予定を書き込んでおきました。