2018/10/5(土)にパスピエのライブ「印象H」で、東京の日比谷公園大音楽堂(野音)に行ってきました。久しぶりのパスピエのライブでしたけど、とても楽しく盛り上がれて、優しい気持ちなれましたよ。台風の合間を縫ったいいお天気で、ちょうどいい気温の秋の野外ライブで良かったです。(ネタバレあります)

日比谷公園大音楽堂(野音)について

今回の印象Hライブ会場である、日比谷公園大音楽堂(野音)についてですが、どうやって行こうか迷いました。田舎者の私は東京の地下鉄がよくわからないし、日比谷公園のどのあたりに大音楽堂があるか謎でした笑。

グーグルマップで調べたのですが、日比谷公園の左下(南西)が日比谷公園大音楽堂があります。
日比谷公園の地図

なので、日比谷公園大音楽堂に行くためには、地下鉄の霞が関駅が一番近いようです。その次が内幸町駅で、JRだと少し歩きますが新橋か有楽町から行けます。

  • 東京メトロ丸ノ内線 霞が関
  • 東京メトロ日比谷線 霞が関
  • 東京メトロ千代田線 霞が関
  • 都営地下鉄三田線 内幸町
  • JR山手線 新橋
  • JR山手線 有楽町

私は一番近いと思われる霞が関駅のB2出口から来ました。地上に出るとリハの音漏れでなっちゃんの歌もすごく聞こえていて、もうライブ始まってるの?と時間を間違ったかと一瞬焦りました笑。

16:30開場で、会場内に入ってからわかりましたが、ステージが南西側、入場口が北東側になるんですね。
日比谷公園大音楽堂を拡大

印象Hのライブ感想

日比谷公園大音楽堂

さて、前置きはこの辺にしておいて、本題のライブの感想を書いていきますね。

まだ完全に暗くはなっていない17:30頃に開演しました。いつものSEでメンバーが入場です。

セトリは最後に書きますが、パスピエの代表曲をきちんと歌っていくベスト的なセトリだと思いました。序盤からチャイナタウン、ヨアケマエ、永すぎた春などを歌ってきて、飛ばしてきてるなという印象でした。

ドラムは今回も引き続き佐藤謙介さんで、演奏的にも存在感的にもパスピエのメンバーの一員と言ってもいいぐらいに溶け込んできてるように思います。パスピエのメンバーもMCで言ってましたけど、ほんと支えてくれてますよね、感謝です。

パスピエの楽曲はリズムが良くて、身体を動かしながら楽しんでました。手拍子をするのか手を降るのか、ちょっと迷うところもあるので、メンバーがもっと煽ってくれた方がわかりやすいけど、5人とも忙しいか。。。

楽曲を聴くことに集中するのも良いけど、ライブだから盛り上がっている観客の姿をパスピエのメンバーに見てほしかったりもしますよね。

「トロイメライ」や「脳内戦争」を聴けたのも良かったです。脳内戦争では成田氏がショルダーキーボードを手にして、ステージを動き回って、観客を煽っているのが面白かったです。走る成田氏は初めて見たかも笑。

「ネオンと虎」では成田氏のキーボードの忙しさがすごかったです。色々な合間に高速でピコピコ鳴るフレーズ(説明が下手ですみません)を弾かなきゃいけなくて、指が吊ってしまったりしないのでしょうか笑。

野外ライブですし、東京の空の下で「ON THE AIR」を聴けたというのも嬉しかったですね。日比谷は都心の高層ビルが立ち並ぶオフィス街ですし、シチュエーションと歌詞がぴったりです。

「(dis)communication」はいまいちまだわからないのですが、ミニアルバム「OTONARIさん」は私の好み的に微妙なところもあったので、次のミニアルバム「ネオンと虎」で復活してきた感じがあって良かったと改めて思ったりもしました。

今回のライブ全体的に、ボーカルのなっちゃんが全身全霊で気持ちの入った歌唱をしていたのが印象的でした。

たまに膝に手を当てて屈んでいたりして、体力的にしんどくないかな?と思ったりもしました。でも、最後まで力強いパフォーマンスと歌唱力で、今回のライブにかける気合みたいなものを感じさせられました。

野外ライブは音の響き方がいつもと違うし、自分自身が楽器みたいなところもあるボーカルは特に大変なのかもしれませんね。なっちゃんは見かけ的にアスリートというより綺麗なOLさんに近くて、インドア派だと思うので、余計に心配してしまいます。

メンバーのMCで印象に残ったのは、つゆさんが「今回の印象Hは大成功」と言っていたことや、三澤さんが「俺は雨男で、パスピエのライブは雨が多いけど、晴れてよかった。」と言っていたことですね。確かにパスピエのライブは雨が多い気がします。

(話がそれますが、私は晴れ男っぽくて、今回も合わせて野外ライブに3回行ったことありますが、毎回ライブ中は雨降ってないですよ!)

そして、成田氏ですが、ライブの最初の方で「印象HのHはライブ会場の日比谷や服部緑地のH」でもあると言っていました。最後のMCでもまたその話になって、まさかハネダのHと言うのかと他のメンバーや観客に思わせてたことが面白かったですね。

結局、「晴れのHじゃね!」という話だったのですが、なっちゃんが「今、ハネダのHって言うのかと思った、そうだとしたらふざけんなよ!」と突っ込んでいたのに笑いました。そんな冗談もあるようなパスピエのメンバーの関係性にほっこりしましたよ。

アンコールではまさかの新曲初披露でした。ほんとに今回が初披露っぽくて、初めて聴きましたよ。パスピエの楽曲らしい複雑さと盛り上がりがあって、CDになるのが楽しみになりました。

アンコール終了後、今回のライブはすごく盛り上がって大成功だったし、帰ろうとしている人もいたけどダブルアンコールあるかな?と少し待っていたら、メンバーが再び登場してきて、成田氏のキーボードソロからの「ハイパーリアリスト」が演奏されました。

「ハイパーリアリスト」いい歌ですよね。ドラムが特徴的な曲なので、元ドラマーのやおさんを思い出したりもする曲なのですが、今の謙介さんのドラムもすばらしくて、今後のパスピエの活動に対して期待できる終わり方で良かったなと思いました。

でも、ダブアンの演奏後、何か挨拶してくれても良かったのになあw

セットリスト

2018/10/6(土) パスピエ 印象H 東京・日比谷公園大音楽堂 17:30~19:40頃

1.素顔
2.ヨアケマエ
3.贅沢ないいわけ
4.永すぎた春
5.チャイナタウン
6.シネマ
7.トロイメライ
8.ネオンと虎
9.花
10.(dis)communication
11.脳内戦争
12.とうりゃんせ
13.蜘蛛の糸
14.フィーバー
15.マッカメッカ
16.ON THE AIR
17.裏の裏
18.MATATABISTEP
19.最終電車
20.S.S

アンコール
21.新曲
22.正しいままではいられない

ダブルアンコール
23.ハイパーリアリスト

おわりに

今回の印象Hですが、ほんといいライブでしたね。やっぱりライブだとノリが違うし、野外で優しい気持ちにもなれるライブでした。

パスピエはいいライブと楽曲を提供してくれていますし、ずっと活動できるようにちゃんと応援していかないと!と思いました。来年は10周年になるそうなので、今後の活動も楽しみに待っていたいです。