こんにちは、ツイッターの方でつぶやきましたが、民事再生法を申請するのではないかと報道されている、タカタの株を500株ほど実は持ってまして、約15万円も大損したところであります。この経験で得られた教訓をブログに書いておいて、自分への戒めにでもしておきたいなと思います。儲かった話よりも損した話の方が需要があるという説もありますしね笑。

まだあわてるような時間じゃない

タカタ株を保有した経緯

確か、自動車メーカー数社と和解できそうだというニュースをが出た時に飛びついたしまったんですよね。400円台で買って、一時は600円も超えていたので、そこで売れば短期間でかなり儲かったはずです。ですが、売り時を逃してしまって、そのまま保有し続けたわけです。

タカタは本業は悪くないと思うし、エアバッグのリコールの件さえ支援してもらってクリアできれば復活できるのではないかと、甘い期待をしていたんです。そうしたら株価も1000円突破してウハウハになるに違いない!と妄想していましたよ・・・。シャープ株で儲かった成功体験も影響していたと思います。

そんな時に報道された民事再生法の申請への最終調整をしているというニュース。当然、株価は連日のストップ安。6/15の500円近いところから110円(6/22時点で)まで落ちてしまいました。私は6/21夜のPTSで150円ぐらいで売れたので、ちょっとだけ高く売れたのはラッキーだったのかもしれません。1円まで落ちるのも覚悟していたのですが、少しだけ救われました。

タカタ株で得られた教訓

ちなみに、倒産株を保有していたのは実はライブドアショックの時以来2回目になります。普通の投資家の人ってどれぐらいこういう経験をされているのでしょうか?投資家仲間的な人いないからわからないですが、10年に1度ぐらいは事故るという感じ?倒産じゃなくても、東日本大震災での東京電力みたいな例もあるので、何があるかわからないですね・・・。

今回、得られた教訓としては以下のことが有ります。

1.売るタイミング超重要

株価が高騰して上髭を付けたところで一度売ってしまえば良かったです。でも私の場合、たいてい売った後にさらに上がってしまうことも多いので、売るタイミングは難しすぎです。。。

普段はチャートの形も見ますけど、PERや配当利回りなどのファンダメンタルズで割安感がなくなったら売ろうと判断していることが多いですね。

個人的な意見ですが、買うタイミングの方は中長期的に持つのであれば誤差みたいなものだと思っています。

2.怪しい株は長期間持たないで、短期売買にした方がいいかも。

今回のタカタのような悪材料が出るリスクが高い株は長期間持たないほうがいいということがわかりました。あたり前のことだったのかもしれませんが。

麻雀に例えると、満貫や跳満を狙える手(大きく儲けるチャンス)でも、途中でツモってしまったら安くても上がれる時に上がっておくような心づもりが大事ですね。

3.分散投資が大事

今回、タカタ株で約15万円損しましたが、全体としての割合はそこまで大きくないので、退場に追い込まれる程の大ダメージではなかったです。今年の利益を大幅に吐き出してしまった程度だったりします。むしろ、源泉された税金が戻ってくるので良かったとポジティブに思うことにします。

日本株の中でも複数の銘柄、異なるセクター、円高・円安への影響、大企業/新興企業など、様々な観点で分散させておくのは重要だと思われます。

また、日本の株は個別銘柄を買っていますが、外国の株、債券、REITは投資信託で持っています。日本株だけではなくて、投資対象の国や資産も分散させたいですね。最近は手数料が安いインデックスファンドが多いので分散投資には良い環境だと思います。

SNSやブログの世界ではインデックス派と個別銘柄派で仲が悪いそうですね。私の場合は日本株は個別銘柄、それ以外はインデックスの投資信託(一部、アクティブの投資信託も持ってるけど)だったりするので、どっちに付けば良いのでしょうか笑。

おわりに

タカタ株で15万円損したわけですけど、15万円あれば私の好きな歌手のライブに30回ぐらい行けたとか、AKBの総選挙で結婚発表した人に100票投票したのと同じぐらい勿体無いことをしたのかと思ったりします。15万円はすごく痛いけど致命傷にはならなくて済んだし、過ぎたことをくよくよしても仕方ないので、今のことに集中して考えていきたいと思いますね。