2020年も住民税の申告をしてきました。配当所得は住民税では申告不要にしましたよ。
公開日:
カテゴリ: 投資・株
タグ: 住民税 確定申告 税金
※本ブログには広告が含まれます
2020年も2/17から2019年分の確定申告が開始されました。私は事前にe-taxで還付の確定申告を済ませていたので、今日は住民税の申告をしてきましたよ。
参照・・・以前に行った申告記事です。
2018年・・・https://takkaaaaa.com/different-stock-tax-system/
2019年・・・https://takkaaaaa.com/2019-e-tax-gaikoku-zeigaku-koujo/
住民税の申告について
詳しく書くと長くなりますが、配当所得の申告について簡単に説明しておきます。
たいていの場合は年末調整か確定申告だけで良くて、住民税の申告まではしなくて良いと思うのですが、配当所得(株式の配当金、投資信託やETFの分配金)がある場合は、両方した方がお得になることがあります。
配当所得については、所得税の確定申告では総合課税、住民税の申告では特定口座での源泉分離課税(申告不要制度)とするようにしました。
これをすることにより、所得税は給与所得などと同じ税率(私のような給料が安いサラリーマンだと5%か10%だと思います)、住民税は特定口座ですでに引かれた税率(5%)となり、さらに日本株式だと配当控除(配当所得の10%分の税額控除)が受けられます。
また、配当所得の分だけ住民税での所得額が増えるということも避けられるので、住民税の所得から計算・判定される国民健康保険料や各種の補助などへの影響もないと思います(所得税の所得額で計算されるものは影響あるはずです)。
ということで、証券会社の特定口座源泉ありで取られている所得税+住民税=約20%よりも安くなるんですよね。私のような中低所得者の場合ですけど。
住民税の申告をしてきました
私は横浜市民なので、住民税の申告は横浜市の某区役所(自分の住んでる区)でしてきました。税務署ではないですし、e-taxのようなインターネットではできなかったです。
横浜市の場合、事前に用紙をダウンロードできるので、それに記入しておいたのですが、書き方的には、給与所得とふるさと納税だけ書いて、配当所得は書かないようにしました。
配当所得は所得税と住民税で異なる扱いにするチェックボックスあるので、それにチェックをしました。配当所得の書き方はもしかしたら各自治体で違ったりするのかもしれませんが・・・。
ちなみに、ダウンロードした紙に書いてしまった後に、横浜市から住民税の申告用紙が郵送されてきました。去年も住民税の申告をしていたからだと思います。もう少し早く送って欲しかったです。
住民税の申告の持ち物としては、住民税の申告用紙、源泉徴収票、所得税の確定申告の申告書をプリントアウトしたものが必要でした。一応、印鑑、マイナンバーカード、ふるさと納税の受領書も持っていったのですが、使いませんでした。今回は医療費控除をしていないので医療費の計算をした紙も持って行ってないです。
初日に行ったということで、税務署の窓口で所得税の確定申告をする人はまだ住民税までは来れていないからか、区役所の窓口は空いていました。待ち時間もほとんどなくてスムーズでした。
住民税の申告窓口では、持ってきた紙を出して会話が必要でした。株の配当金を分けることを話したら、窓口の人も「あっそれね~」って感じでした。私と同じような申告をする人がよくいるのかもしれませんね。
ただ、私の場合、外貨MMFの分離課税の配当金や、海外ETFの外国所得控除もあるせいで、窓口の人のチェックも念入りに行われてました。たぶん、外国所得控除が難しいからかもしれませんね。
窓口の人のレベルによるかもしれませんが、下記を口頭で説明できるようにしておいた方がいいと思いました。
- 配当所得は所得税と住民税で異なる扱いにすること(住民税では申告不要にする)
- 所得税の確定申告と異なる部分について
- 特定口座の源泉分離課税ですでに住民税は払っていること
おわりに
区役所が空いてたので、時間もかからずに住民税の申告が終わって良かったです。1時間ぐらい待たされるかもと覚悟して行ったんですけどね。
この所得税と住民税で申告方法を変えるテクニックについてですが、国内株式と海外ETFではお得になるしきい値が異なるので(配当控除の有無により)、国内株式用に楽天証券、海外ETF用にSBI証券と証券会社を分けようか考え中だったりします。
あとは、残念ながら近年のアフィリエイト業界の不調の煽りで、当ブログの広告収入も低迷中で経費のほうが多くて雑所得がマイナスだったので、申告する必要がなくて手続きは楽でした(泣。