2015年テレビ朝日ドリームフェスティバル(ドリフェス)3日目のライブレポも後編になりました。ここでは椎名林檎とX JAPANのライブを見た感想と、ドリフェス3日目全体を通した感想を書きます。

ちなみに、前編(関ジャニ∞、キュウソネコカミ、凛として時雨)とaiko編の記事もあるので、良かったら見てやってください。
前編→2015年ドリフェス3日目ライブレポ(前編)~関ジャニのバンド感良かった。キュウソネコカミのカブトムシw
aiko編→2015年ドリフェス3日目ライブレポ(aiko編)~aikoの優しさに会場全体が包まれるライブでした

ドリフェスのYoshikiとToshi
※画像はナタリーさんから引用。透かしはこのブログで自動的に入ってしまう設定になっているだけなので、気にしないでください。保存したい人はナタリーさん等から直接どうぞ。

椎名林檎

5番手に椎名林檎が登場します。赤いドレスにティアラと赤いハイヒールを身に付けていて、可愛らしいaikoとは違ってセクシーな雰囲気を出しています。結構近い席だったので谷間が見えました。aikoにはない夢見る谷間、良かったです♡

バンドメンバーもタキシードを着ていて、J-POPのライブじゃなくて、(行ったことないので想像だけど)ジャズのコンサートかおしゃれなクラブにでも来たのかと思わせるような洗練された雰囲気で会場が満たされました。あまり音楽的なことはわからないのですが、バンドメンバーの演奏も素晴らしくて聴き入っていましたよ。

林檎さんはMCがなくて、デビュー時期も近いその前のaikoとは対象的なステージでした。音楽面だけでもここまで観客を魅了できるというのがすごいですね。J-POP業界ではaikoのようなMC多い派と、林檎さんみたいなMCしない派がいますが、MCも込みで盛り上げるのもいいし、MC以外の音楽やダンスなどだけで魅了するのもどちらもいいライブですよね。

X JAPAN

Xのライブの感想は恐れ多くて書きづらかったのですが、個人的に感じたことを挙げていきます。

Xのライブ前にファンの皆さまがWe are X!と叫んでいましたね。あれはファンの方が気合を入れるためにやってるんでしょうか。熱量がそれまでのアーティストと違う!すごい。

Xでは赤いペンライトを2本使ってXにするんですね。ペンライトがないことを後悔したの今日2回目でした。

rusty nailのサビはToshiが会場に歌わせてました。隣の人がXファンだったので、私もなんとか合わせて歌ったり指差ししたりしてました。Toshiにサビもちゃんと歌ってほしいと思っている人もいるのかもしれませんが、合唱すごく良いと思いますよ。私の好きなaikoのライブに不足しているのは合唱だと個人的に思っているので、aikoも合唱できる曲をシングルでヒットさせてほしいな。

あと、ステージから炎が上がる演出が何度もあったんですけど、前の方の席だったので、炎が熱かったです。ちょっと辛かった笑。

そして、今では高校野球のブラスバンドの応援としてもおなじみな「紅」も聴けました。やっぱりみんなに知られてる曲があるのはフェスでは強いですよね。会場中の盛り上がりもすごかったです。今日一番盛り上がったのは紅かボーイフレンドのどっちかだったと思います(私のaikoファン補正が入ってます)。

Yoshikiのトークで関ジャニエイト、キュウソネコカミ、凛として時雨、aikoさん、椎名林檎さんと各アーティストの名前を挙げて(何かを見ながらだったけどw)、みなさんの好きなアーティストをこれからも応援してあげてください、と言っていたのに感動しました。Yoshikiさんが言うと重みを感じました。私もaikoを応援し続けていかないといけませんね。

そして、本家本元のXジャンプもできて嬉しかったです。最後の方は観客にたくさんWe are Xをさせていて、ドリフェスは6時間を超える長丁場なので腰も痛くなってきてたから個人的にダレてきそうだったけど、Xの手をずっと上げっぱなしにしておけばいいと途中で気付きました。本物のWe are Xをできたのは貴重な思い出になりましたね。

Xのメンバーがドラム前の階段に座っていた時に、感極まって泣いているメンバーもいましたよね。今まで苦難の歴史だったXがこうやってドリフェスに出られるような活動ができているんですよね。ステージから満員の代々木の観客を見て泣くのもわかる気がします。

演奏が全て終わった後に、YoshikiがiPhoneを取り出してきて、観客の掲げたXを背景にして長い間自撮りしてたのは微笑ましい時間でした。Toshiにおんぶされていたりして、長年一緒にやってきた絆を感じました。

ドリフェス3日目全体の感想

全体を通してみてもとても楽しいライブでした!自分が行ったことのないaiko以外のアーティストのライブを見れたのがとても良かったです。特にX JAPANは伝説上の人物だと思っていたのですが、実在するということがわかるぐらい近くで見られて、名曲の数々を生で聴けたのはまたとない機会だったと思います。

定期的にリリースやライブツアーやテレビ出演もしていてガールズポップの表側を走り続けるaikoと、苦難の歴史を乗り越えて世界的に活動しているX JAPAN。友達に話しかけるようなaikoファンと、悲痛な叫び声をあげるXファンの歓声の違いも含めて、この2組が対照的なのにどちらも圧巻のライブパフォーマンスで特に印象に残りました。

aikoファン的にはaikoも大御所と呼ばれるような人たちと対バンしてもそれなりに渡り合えるレベルまで来ていると思いました。前回ドリフェスに出た時はドリカムと一緒の日だったんでしたっけ。次はB’zかミスチルと対決しても面白いのではないでしょうか。

最後にこの日のMVPは、aikoの問い掛けに答えてWe are X!と叫んだ、金髪のXファンの人だったかと思います。彼が居なかったらここまで盛り上がったフェスにならなかったかもしれませんね。