2017/7/23に行われた、パスピエのファンクラブ(P.S.P.E)限定イベントの「muromachi」で代官山UNITに行ってきました。4人体制になったパスピエのライブに行くのは初めてだったのですが、とても楽しいトークとライブでしたよ。感想書いてみますね。

パスピエのファンクラブ限定イベント「muromachi」の感想

「muromachi」ではライブグッズが公式ツイッターなどで当日になっても発表されず、グッズないのかな?と思ったりもしましたが、会場に行くと「muromachi」グッズが売ってました。パスピエはグッズ発表遅いほうだったけど、今回は過去最大の告知の遅さだったのではないでしょうか?笑

安スマホなのでピンぼけしてて申し訳ないですけど、グッズの一覧の写真を撮ってきましたよ。
muromachiのライブグッズ

今回のチケットには紙チケットがなくて、電子チケットのみでした。私も初めての電子チケットでちゃんと入場できるか不安だったのですが、無事入場できました。電子チケットのみだと対応するスマホを持っていない人(ガラケーの人や古いスマホの人など)はライブに来れないし、ライブに参加するための敷居が高すぎるのは良くないんじゃない?と思ったところでした。転売対策するよりも、ファンの裾野を広げたり、今いるファンを繋ぎ止める方に力を入れたほうが良いと思う・・・。

代官山UNITは私は初めて行くライブハウスだったのですが、中は結構狭い会場でした。開演前の音楽でユニコーンやYUKIなど邦楽のちょっと古めな曲がかかっていたのが意外でした。

トーク編

18時頃に開演して、最初はライブではなくトークのコーナーでした。これは前回のファンクラブイベント「kamakura」の時もそうでしたね。kamakuraの時と同じようにKINGS PLACEのラジオでパスピエがお世話になっていたシロたんさんが途中から登場して司会をやってくれました。

パスピエドンのコーナーではパスピエの楽曲のイントロクイズや8倍速にした曲を観客が当てるゲームをしました。私は全然わからなかったですが、正解された方もいてみなさんすごいですねー。正解した人にはパスピエグッズの福袋がプレゼントされていたみたいです。

あとは、箱の中のボールを引いて、中に入っているお題に沿ってトークする場面もありました。三澤さんが書いたお題だったそうですが、「昨日の夕食」というお題では、レコーディングで忙しかったせいなのか、なっちゃんがレトルトカレーのルウだけ、ナリハネさんが銀だこ、露さんが味噌ラーメンでしたが、三澤さんはなんとトマトスープを作って食べたと言ってました。三澤さん料理得意そうですよね。パクチーも好きですし。

ネタバレいいのか迷いましたが、もうパスピエ公式やメンバーもツイートしているので書いてしまいますね。トークの時にパスピエからの告知があって、新ミニアルバム「OTONARIさん」のリリースと、ライブツアー「OTONARIさんのONOMIMONO」の開催が発表されました。「OTONARIさん」はナリハネさんが毛筆で書いた巻物を使ってタイトルを発表してました。その巻物はじゃんけん大会で勝った観客にプレゼントしてましたよ。

「OTONARIさん」は4人体制となってからの新たなスタートで、「OTONARIさんのONOMIMONO」はメジャーデビュー初のミニアルバム「ONOMIMONO」と新ミニアルバム「OTONARIさん」を主にやるそうです。ミニアルバム2つ分だと14曲ぐらいなので、この2つのミニアルバム以外の曲もやると話してました。最新の楽曲と昔の楽曲がメインということで、ライブの構成が面白そうで楽しみです。

トークコーナーではメンバーの人柄が出てて、楽しい時間でした。特にボーカルのなっちゃんにちょっと不思議なところや神秘的なところもあって、とても良かったです。

ライブ編

トークコーナーが終わった後、一旦メンバーが捌けて、再度また登場してきてライブの時間が始まりました。セットリストはこちら(LiveFansさん)を参照してます。

トークの時にめったにライブでやらない「モブ曲」をたくさん演奏すると言ってました。モブ曲ってどういう意味かわからなかったですが、とにかくレアな曲ということで。

今回のセトリの中では「アジアン」「アンサー」「アンドロメダ」「デ・ジャヴ」「七色の少年」はあまりライブでやらない曲だった気がします。特に「アンドロメダ」と「デ・ジャヴ」はアルバムに入ってない曲で私は初めて聴きました。最初、新曲かな?と思ったのですが、どちらも可愛らしい曲ですねー。

ライブが始まってから、2曲目の「アンサー」あたりからだんだんヒートアップしてきて、3曲目の「チャイナタウン」ではすごい盛り上がりでした。今回は男性のファンも多くて、前の方はかなり激しそうな感じでした。私はそこに突撃せずに適度なポジションで盛り上がってましたよ。

「チャイナタウン」「MATATABISTEP」「メーデー」「とうりゃんせ」といった定番曲はやっぱり盛り上がりが違ってて、さすがによく演奏されているだけの理由はあるなあと思ったりもしました。

今回、ドラムのやおたくやさんが抜けて4人になったパスピエを個人的には初めて見たことになります。自分のいたポジションからはドラムが見えづらかったですが、サポートの佐藤謙介さんのドラムも普通にフィットしていて、パスピエのライブになってたと思います。ドラムが特徴的な楽曲である「ハイパーリアリスト」のときは、やおさんの方が良かったなあと思ったりもしましたが、ずっとバンドにいた人とサポートメンバーになったばかりの人を比較しても仕方ないですし、これからがさらに期待ですね。

ライブのコーナーではなっちゃんの衣装がワンピースの上にスケスケで光沢のある何かを身にまとっていて可愛かったし、髪型は変わりましたが、やっぱり天女のような存在で、尊さを感じました。演奏スキルが高いバンドメンバーを率いているようなフロントマンの彼女の存在感もパスピエの良さだなあと思いましたよ。

おわりに

4人になったパスピエですけど前のほうが良かったように書くとサポートしてくれる謙介さんに悪いし、前よりも良くなったと書くとやおさんに悪いしということで、このブログの書き方が難しいなあと思いました笑。前と比べて良い悪いじゃなくて、ライブのときにナリハネさんが言ってたように、サポートしてくれる謙介さんに感謝ですね!

ライブが終わった後、パスピエから観客へのお土産がありました。小さいクリアファイルみたいなチケットホルダーに、レプリカの紙チケットが入ってました。今回は電子チケットだけだったから、なおさらレプリカの紙チケットが記念になって嬉しかったです。裏に「P.S.P.Eありがとう」と書いてあるのに感激しました。