今月の給与明細を見てたのですが、会社の確定拠出年金に全力で拠出(55000円)したせいで、手取り減りすぎワロタですよ。老後のために貯めておくんじゃなくて今お金を使ったほうが有意義な気がしてきました。

手取り減りすぎ

先日、金融庁の出した資料で、今までほどは年金に期待できなくなるから、自助努力も必要だということが書かれていて、ちょっと炎上してましたね。

じゃあ、年金の取り立てやめてよ!的なツイートをたくさん見たのですが、それは金融庁ではなくて、厚生労働省と財務省に言うべき文句かと思いました。

お役所同士が裏でつながってて金融庁経由で情報を小出しにしたのか、それとも、厚生労働省と財務省が信用できないから金融庁が良心で国民のために教えてくれたのか、真意は判りかねます。

ですが、個人的には、金融庁は比較的信用できる方の役所かと思ってます。気象庁と宮内庁ほどではないかもしれませんが。

いずれにしても、国民側が年金に頼らないような対策を織り込んでしまうと、本当に年金が減らされたり、支給開始年齢が現行の65歳から70歳とかに後ろ倒しになったり、65歳まで保険料を払えとかなりかねないので、表向きは反対の声を上げておいたほうがいいと思われます。

前置きが長くなりましたが、そんな時代ということもあって、会社の企業型確定拠出年金に全力(55000円)で拠出し始めました。で、その分、給与の額面も手取りも55000円減ったわけです。

いやぁ、55000円は大きいですね。好きな歌手のライブに何回行けるんだろうか。残業しないと生活厳しくなるし。。。

思ってたよりも税金と社会保険料が減らないのが誤算だったという感じです。確定拠出年金に入る前より残業代が少し多いというのもあるんですけどね。

確定拠出年金での投資先

ちなみに、確定拠出年金は老後に一時金として引き出す場合は退職所得扱いになるので、金額が多くなりすぎて退職控除を超えた分は非課税じゃなくなります。55000円を毎月積立して、投資で利益がたくさん出たら、年数にもよりますが退職控除を越えてしまう予感がします。

なので、確定拠出年金はハイリスク・ハイリターンな外国株式ではなくて、日本債券か外国債券の投資信託にしておいた方がいいのではないかと考えているところです。ハイリスク・ハイリターンな投資は非課税である「つみたてNISA」の方を優先させたいですね。

おわりに

確定拠出年金は老後のためというよりも、毎月の給与を使い切れなくて貯金するくらいなら、給与の額面を減らすことで税金や社会保険料を節約しようという意味合いの方が強いのですが、全力で拠出してます。

最初に書いたように、歳をとったあとではなくて、身体もまだ動く若いうちにお金を使った方が色々と有意義な気もしてますが、私も氷河期世代らしく持ち家も車も家族も持ってないし、質素に暮らして行こうかなと思ってます。

それにしても、酒もタバコもギャンブルもしてないし、再び働き始めることもできたし、お腹もあまり出てないし、髪の毛もまだあるので、もう少しモテてもいいと思うんだけどねえ笑。