aikoのDVD「ROCKとALOHA」が発売されてからかなり時間が空いてしまったのですが、ようやくROCKの方も見たので感想を書きますね。タイトルにも書いたのですが、最近あまり調子が良くなくてしょんぼりしているのですが、aikoのDVDを見たら少し元気になりましたよ。

ALOHA編の感想はこちらの記事をどうぞ。
aikoのライブDVD「ROCKとALOHA」の感想(LLA5編)~aiko1人のためにこんなに大勢の人が集まるってすごい

aiko-LLR7ロゴ

DVD「ROCKとALOHA」の感想~LLR7編

今回は、Love Like Rock vol.7(以下、LLR7)のDVDです。さっそく、感想を書いていきますね。

1曲目は「雨は止む」でスタート。一発目からドカーンというスタートではなくて、暗い雨の日のような曲調にaikoの気持ちが込められていて、aikoの世界に一気に引き込まれました。

最後のサビで、aikoが溜める場面があるのですが、その無音の静寂に鳥肌が立ちます。この曲は暗いスタートだけど、終わりの頃には雨が止む希望を感じさせてくれるんですよね。LLR7は私も2回ほど参戦しているのですが、その自分が行ったライブのことも思い出してきましたよ。

2曲目は「染まる夢」。この曲はロックで重く激しい感じ。Aメロの歌とドラムのタイミングのずらし方いいですよね。ドラムのさのっち(佐野康夫さん)いいわぁ。あと、サビ最後のaikoのうぉ~うぉ~うぉぉおおお~のところの音程の上げ下げも好きです(うまく説明できないけど、この曲を聞けばわかるはずw)。

3曲目は「陽と陰」。こちらは明るいポップロック。原曲よりちょっとテンポ速いですね。サビの迷いとどまったー!のところなどの高音を元気に伸ばすところに励まされます。この強力なバンドメンバーに負けないボーカルの存在感とaiko本人の魅力がすごいよ。aiko大好き。

4曲目は「ボーイフレンド」。前半にボーイフレンドが来るのってすごく意外な感じ。Bメロの手拍子もみんな慣れてるし、センターステージに行くaikoとそれを取り囲む観客がすごいねえ。絶対圧縮やばい。aikoのライブって、観客は女子が多いけど、特にそのaiko大好き女子のみんなが少しでもaikoの近くに行って握手やハイタッチしたい!と思っていますよね。それですごい圧縮になるので、あまり若くないおっさんの私は後ろのほうで、娘の成長を見守る父親みたいな感じで見てました。aikoの方が年上だけど。笑

MCを挟んで、5曲目「すべての夜」。ライブハウスでの激しいロックなライブでも、こうやって優しいバラードも織り交ぜてきて、ますますaikoのことを好きになります。でも、ライブハウスということもあって、演奏がCDで聴くよりも力強くて、DVDで見ててもバンドも含めてaikoがこちらに向かってくる感じがして、心に刺さりますね。

6曲目は「透明ドロップ」。この曲はこのブログ的に炎上しそうになった嫌な思い出がある曲笑。所詮1個人の感想をブログに書いただけだし、不本意なまとめ方されたくない。Twitterのノリでブログを書いてしまうのは私の悪い癖なんだろうけど。透明ドロップは切ないaikoの想いと激しいロックなサウンドが合わさるのですが、盛り上がるべきなのか、じっと聴くべきなのか迷いますよね。でも、aikoが明るく歌ってくれてて安心しました。

7曲目は「エナジー」。スカ風味な明るいロックナンバーですね。家で聴いてても自然に身体が動いてしまって、ほんと聴いてて元気になります。さのっち固定カメラの映像もいいですね。

8曲目は「ボブ」。原曲とはアレンジが全然違ってて、ふわっとしたギターの音色が素敵です。aikoバンドはギターが2人いて、LLR7はやよっしー(弥吉淳二)とヨティ(芳賀義彦)だけど、このリフを弾いてるのはどっちだろ。

9曲目は「milk」。aiko定番のアップテンポな曲で絶対盛り上がるやつです。3連符を手拍子するところとか最高。ズチャズチャの裏打ちのリズムでみんな跳びはねますね。観客の前の方とか圧縮で大変なことになってるはず笑。

ほとんどカットされてるっぽいMCを挟んで、10曲目が「トンネル」でアルバム「BABY」に収録されているバラード。長いトンネルであなたへの想いを落としてしまったけど、その道の先にあなたが待っていたというようなストーリー性のある歌詞で、涙無しでは聴けない名曲です。言葉で説明するのは難しいのでとにかく聴いてみて。aikoだからアルバム曲の1つという存在だけど、他の歌手だったらその人のキャリアを代表する1曲になっていてもおかしくない歌だと思います。

11曲目は「シャッター」。前髪を切りすぎた曲ですね。他の人の歌で前髪を切りすぎるフレーズがあると、シャッターのことを思い浮かべてしまいます。最後のサビでお立ち台に上がってたけど、あのお立ち台ってaikoの膝上ぐらいの高さあるんですよね。軽々と飛び越えたりしてるから気付かなかったけど、地味に体力使いそう。もう転んで怪我しないように気をつけてくださいね。

12曲目は「ぬけがら」。ブログに何回か書いてるけど、こういうaikoの優しいミドルテンポな曲、大好きなんですよね。聴いてて私のけがれた心が浄化されていきます。

いまやJ-POP界でスタンダードな客煽りになったと言えなくもない「男子女子そうでない人」のコールアンドレスポンスの中で、お客さんとの会話もあって、ロックなライブでもアットホームな空気が広がりますね。

13曲目は「夢見る隙間」、14曲目が「あたしの向こう」とアレンジャーが変わった後の新しいaikoの曲が続きます。ここがLLR7のハイライトと言っても良いと思います。LLR7は2パターンのセットリスト(参考:tour de aikoさん)があったのですが、どちらのセットリストでもこの2曲を続けて歌ってました。私が行った日のLLR7でもここが一番盛り上がった思い出があります。aikoのアレンジしたい人なんてたくさんいると思うけど、著名な人ではなくてあえてJ-POPでは無名な人と組んで、より進化した音楽を作っていくaikoさん。私ももっと評価されるべきだという気持ちもあるけど、意識高い系の人を相手にするのは大変だと思うので、見つけてもらわなくてもいいし、AKBや西野カナやんの影に隠れて細々と歌い続けてくれるだけでも私は満足です。

15曲目は「運命」。アップテンポな曲が続いてるけど、aikoのパワーは全然衰えない感じがすごい。このライブの時はギリギリ30代だったと思うけど、aikoは見かけだけじゃなくて、気持ちもフィジカル的にも若いですよね。

16曲目「ジェット」。前の方にいる観客と握手してて、ずっと手を握られてるのに笑いました。そんなファン想いなところが素敵でaiko大好きすぎます。曲中のメンバー紹介でメンバーがソロを弾いてたのですが、ベースのカズとギターのヨティがイケメンですよね。さのっちのドラムソロも迫力があります。サッカーとか野球で中堅チームの育てた選手が他の金持ち球団に引き抜かれるというのがよくありますが、aikoのバンドメンバーやアレンジャーについても同じような心配をしてますよ。実際に時々バンドメンバー欠けてることありますし。。。

17曲目が本編ラストの曲で「花火」。サビでみんなで手を左右にふるワイパーしますよね。ライブ最後の一体感というかハッピーエンドで締めくくる多幸感がいいですね。毎度思いますが、DVD見てるとライブに行きたくなりますよ。aiko大好き!

照明が落ちて、アンコール待ちのaiko!aiko!のコールがあって、やがて、aikoが再登場しました。濃紺のライブTに、アディダスリメイクスカートを合わせてきましたね。すごく似合っててaikoかわいい!

アンコール1曲目は「ドライヤー」。ドライヤーもアレンジャー交代後の曲ですね。この曲の聞き所は最後のサビでボーカルが重なるところがあるのですが、そこをベースのカズが歌っていることですね。カズ歌うまいし、声もかっこいい!

アンコール2曲目は「未来を拾いに」。aikoの明るいポップな歌はほんと元気になります。私も落ちてないで、未来の自分に笑って会いに行きたい。

そして、最後の曲は「恋愛ジャンキー」。ステージ上をaikoが汗だくで飛び跳ねてて、最後の力を出し尽くした爆発的な盛り上がり。私もまたライブに行って完全燃焼してきたいです。もうすぐLLP19の沖縄に行くんですけど、aikoに会えるのをとても楽しみにしてます。台風来ないように。

DVD的にはここで終わりになって、LLR7のエンディングと同じように「さよなランド」が流れて、スタッフロールになりました。

と思ったら、さよなランドを歌うaikoが登場!幻想的な歌で今度こそ本当にDVDも締めくくられました。

このDVDに収められているのはLLR7最終日(2015/8/11)のZepp Tokyoですけど、調べたらナタリーの記事にこの日はトリプルアンコールだったとありました。最後のトリプルアンコールのところまで収録してほしかったなぁ~。決まってるセトリだけじゃなくて、ファンとやりとりしながら歌うガチのアンコールが見たい!
aiko「こんなに歌ったことない」トリプルアンコールでLLR7ツアー完遂

おまけで、LLR7のバックステージの映像も収録されています。ファンもバンドもスタッフもみんなaikoのことが好きな様子が伝わってきます。私もこれからもずっとaikoに付いて行きますね。あと、あんころもち(aikoの実家で飼ってる犬)をわしゃわしゃする佐野さんもかわいかったですよ。

終わりに

aikoさんはエゴサをする人らしいので、この記事ももしかしたら見られてしまったりするのかな。なので、aikoかわいい!aiko大好き!とたくさん書いておきました。でも、嘘じゃないですから。ほんとうに思ってますから。