こんにちは、最近aikoについてブログに書いていなかった気がしますが、決してファンを辞めたわけではないですよ!

2022/4/27に発売されたaikoのニューシングル「ねがう夜」をちゃんと買いました!聴いてみた感想を書いておきますね。付属のLLP22幻の初日八王子公演のブルーレイはまだ見てないので、後日感想書いておこうと思います。

最近開催がアナウンスされたファンクラブツアーLove Like Rock Limited vol.2(LLRL2)も楽しみです。当たるといいのだけど激戦なのかなぁ・・・。

aiko「ねがう夜」感想

1. ねがう夜

CDシングルの表題曲「ねがう夜」、アレンジはトウミヨウさん。

軽快でポップなメロディーに、別れた元彼への怨念を歌詞に載せた楽曲になっています。サビの最後の、ねがーうよるーーと伸ばす部分とか心地よいですね。

あ、怨念というワードはあまり適切じゃないかも。何年も経ったのだから夢に出てこなくていいんだよと思ったり、元気でいてね、たまに夢でと願ったりという気持ちが歌われています。

現実のaikoさんは結婚されたのですが、以前付き合っていた別な人が元気にしてるかな?とふと思い出したりするのかな。完全にお互いに嫌いになって別れたとかじゃなければ、それなりに深い関係だったと思うので、やっぱり気になってしまう瞬間があるんだろうなと思いました。

「あぁ君はもうひとりじゃないから」という歌詞もあるので、その元彼さんは他の恋人がいるか結婚されてしまったのでしょうね。

2. 友達になりたい

2曲目は「友達になりたい」、1曲目と同じトウミヨウさんのアレンジ。

アルバムの最後の曲のようなバラード。ねがう夜とストーリーが続いている曲かもしれないと歌詞を読んでいて思いました。大サビへ向かうブリッジの感情の盛り上がりもすごくて、かなりの名曲かと思われます。聴き込むとさらに良く聴こえてきそうです。

別の時代に生まれたら良かった、特別になりたい、友達になりたいという気持ちの揺れが表現されていて、一般的に歳を重ねていくと疎遠になっていったりして友達が減っていくと思いますが、それだけに「友達」という関係になりたいというのが刺さります。

恋人と別れても、ブッツリと関係性が切れるのではなくて、友達になっていたいというのもわかる気がしました。

ただ、お互いに配偶者がいるのに元恋人と久しぶりに会って、そういう雰囲気になって・・・みたいなことにならないかちょっと心配。笑

3. ゆあそん

3曲目の「ゆあそん」、アレンジは島田昌典さん。

2曲目の友達になりたいからの流れで月日がやや経ったと思わせるような、落ち着いた感じのイントロから入っていって、ゆっくり目のテンポなんだけど、メロディーが上下に大きく揺れ動きながら、サビに向かって感情がだんだん大きくなってきますね。

メロディーの上下に動くさまが中毒性のある感じで、「ラブソング」を3回繰り返すところや「I sing Your song」の英語部分を聴くと、ほとんど日本語の歌詞のaikoだけど、英語の歌を歌ったらどうなるんだろう?と思わせるグルーヴ感です。aikoのすごいリズム感が解き放たれるのかも。

インタビューの雰囲気から察すると、作曲面ではこんなこともやっていいんだという感じで、新しいことをどんどんやっているのかもしれませんね。

「禍々しい」(まがまがしい)というワードがaikoというかJ-POPの歌に出てくるのは初めて聴きました。

おわりに

CDシングルは配信の方が多い時代なのかもしれないけど、CDという形態で買って、カップリングも含めて3曲聴けるaikoのスタイルがやっぱりいいですね。今作は何となくストーリー性があるような気もしますよ。

spotifyの無料プランみたいなシャッフル再生で聴くのもいいのですが、作り手が込めた想いを感じとるためには曲順通りに聴くことも大切だよなと思ったりしました。