こんばんは、aikoのライブDVD「POPS」と「ROCKS」の感想ですが、今回は2回目ということで、LLP16のディスクに行きましょう。収録されているのは喉の不調で振替したNHKホール公演ですね。

第1回目の記事でLLP16.5のディスクについて書いているので、良かったら見ていってくださいね。
aikoのライブDVD「POPS」の感想~LLP16.5編~日本武道館の多幸感が伝わってきます | takkaaaaaの日記

LLP16の感想

aiko「POPS」

ライブ本編

1曲目はなんとデビュー曲だけどaiko作曲じゃない「あした」から始まるんですね。今のaikoが歌うあしたも新鮮です。ホール会場なので、LLP16.5の時とは違ってお客さんとの距離がすごく近いですね。LLP16のNHKホール行きたかったなぁ。チケットが取れないーーー。

2曲目は花火です。序盤はaiko初期の曲から入ってきてますね。サビでお客さんと一緒に手を振ってワイパーをするのがいいなー。楽しそう。DVDだけど前の方に居るお客さんの顔が見えますね、ブルーレイだともっとはっきり見えそう。

3曲目は「恋堕ちる時」です。1stアルバムの小さな丸い好日からです。デビュー初期からこのクオリティーの楽曲を出していたんですよね。aikoの優しさが溢れる曲です。

ここでトークなんですけど、振替公演ができる喜びで嬉しそうなaikoがかわいいです。お客さんからの声掛けに「ほわぁ」って返事をするところもかわいい。

4曲目が「お薬」。ここまで1stと2ndアルバムの曲ですね。15周年ライブは最初は小さな会場から始まったaikoが、アリーナでもライブをできるようになってきたという流れを踏まえているんですよね。なので初期の曲から始まって、段々最近の曲になっていくという構成になっているのかな。

と思っていたのですが、5曲目は夏服、秋そばにいるよ、暁のラブレター、夢の中のまっすぐな道、彼女を一気に飛ばして、アルバム「秘密」から「星電話」です。この辺になると最近の感じがしてきます。ファルセットのサビも声が出ていて、喉の調子も良さそうで安心します。跳ねるようなドラムもライブならではでいいですね。そんなにテンポが速い曲じゃないのに身体が自然に動くグルーブ感、さすがaikoバンドですよ。

6曲目は「milk」。milkもライブで盛り上がる人気曲ですね。ホーン隊も出てきます。裏打ちの手拍子や指差しをするのが楽しいです。サビではジャンプ!ジャンプ!aikoも飛び回っています。

7曲目は「」のロックバージョン。LLP16.5でも演奏していますが、LLP16の方が観客が近い分、ロックバンド感を感じられます。カメラワークも手持ちが多くて、ほんとライブの熱狂が出てます。milkと鏡ロックで会場もヒートアップですね。

トークを挟んで8曲目の「三国駅」へ。フェイクも交えつつ歌うaikoが愛しいですよ。「変わらない街並み あそこのボーリング場」という歌詞に、聴いている人それぞれに懐かしい思い出が浮かぶのではないのでしょうか。

9曲目が「KissHug」。夏の恋愛風景が浮かぶ曲ですよね。aikoの描写や表現力の高さがわかります。きっと作詞も作曲も歌唱もaiko本人がやっているからこそ、ここまで伝わる歌になっているのだと思います。他の人にほとんど楽曲提供していない本当の理由は、こういうところにあるのかもと妄想してしまいます。

ここでaikoが1人でキーボードを弾き語りするスタイルになって、10曲目の「そんな話」を歌います。Popのホールツアーでしか聴けないaikoの弾き語りですよ。aikoの1人の人としての優しさが伝わってきて、ホントaikoのことが好きになります。

もう1曲弾き語りで「何処へでも行く」です。やっぱりaikoの弾き語りはすばらしい。映像作品も良いのですが、ライブで見たほうが絶対伝わってくるので、ぜひ多くの人にライブ会場で聴いてほしいです。

そして、メドレーに移ります。メドレーといっても1曲1曲結構長くやってます。知らない昔の曲が多くて自分がにわかファンだってことがバレてしまう・・・。カップリング曲も集めないとなぁ。

メドレーラストのPower Of Loveの間奏でaikoが一旦いなくなって、佐野さんのドラムソロに入ります。やばい、佐野っちかっこいい。その流れで次の曲の「クローゼット」に入っていきます。衣装チェンジしたaikoも登場します。赤いふわふわしたスカートがかわいい!クローゼットはジャズ曲なんですけど、踊りだしたくなりますよね。テレビではジャズ風な曲をやることがほとんどないので、世間には知られてないと思うんですよね。もったいない。

男子女子そうでない人のコーレスがあって、「ボーイフレンド」に入っていきます。やっぱりみんな知ってるだけあって、盛り上がりますよね。最前列の観客と握手してる、うらやましい~。私も握手したことありますよ!(これが言いたかっただけ)

そして、観客も盛り上がったまま「Loveletter」へ。LLP16.5の武道館のLoveletterも良かったけど、ホール会場だとまた違った魅力が出てていいですよね。

さらに「beat」で畳み掛けてきます。裏打ちの手拍子が難しいピアノロックな曲で、観客のリズム感も試されますね。ちゃんと裏打ちで手拍子しないと一部のaikoファンに怒られてしまいそうですが、私は適当に踊っています。隣の人がリズム感いい人だったら、それに合わせたりする感じですね笑。

メンバー紹介コーナーに行きますが、紅白の曲ということで、◯が多いです。メンバー紹介のところで、初めて今回のベースはカズじゃなくて須藤優さんだったということに気付いた。。。佐野さんのAKBで一緒に踊るaikoもかわいい!

早いもので最後の曲「4月の雨」になります。雨が降ってるような湿度を感じられる曲で本編ラストにふさわしいですね。

アンコール

あいこコールでアンコールへ突入します。aikoのアンコールの掛け声は、あいこ!あいこ!なんですよね。たまに男女交互に声を出すようになる場合もありますね。

アンコール1曲目は「恋のスーパーボール」。家で見てるのに手拍子してしまいます。aikoが年越しのCDTVみたいに観客席にボールみたいなものを投げ入れてる!いつもライブではしないですよね、初めて見ました。

アンコール2曲目に「君の隣」がきて、最後の曲がLLP16.5と同じで「オレンジな満月」を歌ってますね。やっぱり楽しそうに歌うaikoを見てるだけで、こっちも楽しくなります。きっとこのライブに行った方はとても幸せな気持ちになれたのだと思いました。

即興コーナー

aikoのホールツアー名物の即興コーナーがDVDに収録されてます!お題をお客さんから集めるところから見られるとは思ってませんでした。お客さんとのやりとりをこんなにする歌手は他にいるのでしょうか?私もaikoと話したいと思うけど、勇気がなくて手を挙げられないです笑。

お客さんとの絡みに悩んでいる歌手やアイドルなどの方は、このaikoのトークを見ると参考になるのではないでしょうか。簡単には真似できないと思うけど。。。

全体の感想

aikoのライブはロックな盛り上がりもあれば、感動するバラードもあるし、さらにはジャズ風な曲も演奏していたりして、色んな魅力があって本当に楽しいですよね。映像で見るとアリーナのライブの方が演出的に派手で絵になるのですが、aikoの魅力をより肌で身近に感じられるのがホールツアーだと思うんです。

特に首都圏はファンクラブに入っていてもチケットが入手困難で、私もNHKホールには行ったことないのですが、たくさんの方にaikoライブを体験して楽しんで欲しいと思いました。でもこれ以上チケットが手に入らなくなるのはやめてほしいー笑。

収録内容

Love Like Pop vol.16 ~15th Anniversary~
-OPENING-
01. あした
02. 花火
03. 恋堕ちる時
04. お薬
05. 星電話
06. milk
07. 鏡
08. 三国駅
09. KissHug
10. そんな話
11. 何処へでも行く
12. メドレー
13. クローゼット
14. ボーイフレンド
15. Loveletter
16. beat
17. 4月の雨
18. 恋のスーパーボール
19. 君の隣
20. オレンジな満月
-ENDING-

特典映像:LLP16 NHKホール即興コーナー