aikoのライブツアーLLP22 2021/12/13(月)の東京ガーデンシアターに行ってきました。コロナ禍の手探り状態で始まった有観客ホールツアーで、今回も振替公演で苦労が多かったと思いますが、ツアー後半で熟成されていたし、すごく盛り上がりましたよ。

ちなみに、チケットが取れてしまったので、12/14(火)の最終日にも行きます。

※この記事は12/14の午前中にほぼ書いていて(つまり、aikoさんご結婚のニュースを知る前)、後で見直してから公開ボタン押そうと思っていたのですが、aiko結婚ニュースの影響をあまり入れない状態で投稿してます。

20211213_東京ガーデンシアター_aikoライブ終演後

ライブ感想

今回、ギターのはまちゃんが法事のため(スケジュールが合わなかった)、代わりにヨティが演奏。ヨティは今回が初日で最終日だそう。全員で合わせる日も2日しかなかったとaikoが言っていました。直近のアルバム「どうしたって伝えられないから」(どう伝)の曲など初めてと思われる曲も多い中、この日のためだけに覚えてきて、すばらしい演奏ができるのはさすがプロですよね。

ツアー2日ずつの1日目ということで、1日目のセトリでした(セトリA)。

2曲目の「メロンソーダ」はやっぱり曲の幸せな感じが良いですねー。バンドメンバーのコーラスも多くて、aikoバンド全体のチームワーク、一体感、優しい雰囲気が最高ですね。でも、ギターのたらちゃんとaikoが一緒に近づいて歌うところは嫉妬ですよ。ソーシャルディスタンス!
(※aiko結婚を知る前の感想ですよ)

4曲目の「ボーイフレンド」は前回セトリAで参戦した時には、この序盤でボーイフレンドが来る違和感を感じたりもしたのですが、アルバム曲が多い中で、観客を掴むためにはここでボーイフレンドというのは理にかなっているなあと思ったりもしました。

LLP22はアルバム「どうしたって伝えられないから」のリリースツアーなんですが、「一人暮らし」「No.7」と、どう伝の中の曲があって、このアルバムの日常の中で寄り添う優しい世界が思い出されました。アルバム発売がすごく昔に感じられるように時の流れが早いですね。

MCでは、ちょうど宇宙旅行に行っている、年まで同じ誕生日の前澤友作さんが、宇宙からaikoに電話かけてきた話がありました。

宇宙はラインは使えないけど、メールと電話が使えるそうで、aikoが電話番号を教えてあげたら電話がかかってきたそうです。

アメリカ合衆国からの電話になっていて、記念にスクショを撮ったら、スクショ後の小さいアイコンが電話受けるボタンと被ってしまって、電話出れなくて焦ったそうです。スクショの小さいアイコンが消えて、どうにか電話に出ることができたそうです。切れた後にかけ直したら、英語で何か言われてつながらなかったとのことでした。

社交辞令かもしれないけど、もうすぐ帰るからご飯行こうと誘われたそうです。ここでaikoが断ったかOKしたかはわかりませんが、断ってたとしたら、宇宙から女性を誘って断られた人は世界初だったりして。断っていてほしいなぁ笑。
(※aiko結婚を知る前の感想です。自分の書いた文を見てみて思ったけど、わざわざ電話番号を教えたぐらいだからお相手は前澤氏ではなさそうでホッとしました笑)

でも、宇宙からaikoに電話かけるなんて、前澤さんは意外と宇宙ですることなくて暇だったりするのかな。他にもっと大切な人いそうな気もするけれど。

そして、宇宙から電話きた流れからの「アンドロメダ」。aikoの歌は宇宙や星や月が出てくる歌多いですよね。ストリングスがいるアレンジでのアンドロメダは良いですね。ツアー後半ですごく良くなってて、今まで聴いた中で最高な気がしました。

中盤の「飛行機」「テレビゲーム」のところは、ホーンとストリングスの全員が揃って演奏。この2曲は今回のLLP22の特別なアレンジで、飛行機は曲の盛り上がりもありつつも、手拍子とかしないで聴き入ってしまいました。ブルーレイでもCDの音源でもいいから残してほしいです。MCでは飛行機はしまやんにアレンジし直してもらったと話してました。アレンジしなおしたのが、しまやんだったのが個人的に初耳でしたよ。

「磁石」はツアー序盤で一番最初に聴いた時はもっと盛り上がる曲だと思っていた面も正直あったのですが、今回は楽曲の盛り上がりがとても良かったです。ツアーで段々良くなっていくところもライブらしくていいですね。私には音楽的なことはわからないのだけど、コアなファンの人たちは何度もライブ行っているだろうし、観客がライブで聴き慣れてきた雰囲気的なものもあるのかもしれませんね。

久しぶりに聴いた気がする「愛の病」。やっぱりこの曲はぶち上がるところがあって、ライブで最高ですよね。LLR9の振替公演と並行しているせいか、aikoもロックモードに入っていたりするのかも。

アンケートに答えるときは、即興?でたつたつさんが「宇宙で息をして」演奏して、aikoも歌いながら、メンバーに読んでもらってました。

声を出せない男子女子そうでない人のコールアンドレスポンスは、お寿司を握って出す振り付けでした。

男子の振り付けは本当はシャリを掴むところだったのですが、最初はaikoが上に向かって何かを揉んでいるように見えました。しかも、女子がお寿司を握る振り付けだったのですが、マイクを持って手を前後に動かす感じだったので、全然別なエッチなことかと思って焦りました。その前に、ステージ近くにいた11歳の子供と話してた後なのに、aikoさん何してるんですかって感じでしたよ笑

男子女子のコールアンドレスポンスをやった後の流れの振り付けで、aikoがお寿司を食べて、その後にお寿司屋を出て寝転がるところまで行ってしまい、ピンクな照明とエロいホーンの音楽が演奏されてきて、すごく驚きました。というか、こういう準備してたのね笑。

次の曲が「58cm」でイントロが「あーあーあー」というボーカルで始まる曲なのですが、喘ぐようにaikoが歌っていてドキドキしました。子どもの教育に悪いですよー。

「58cm」の中盤でメンバー紹介があり、それぞれがソロを弾くのですが、自分の座席がスタンドの高いところだったので、上から見てるとやっぱり佐野さんのドラムは圧巻ですね。「そしてボーカルはaikoー!」で声を出せないのがもどかしいです。

本編最後の曲は「ストロー」。君に良いことがあるように~と繰り返すところが、本当に良いことが起きるような気がしてきて、ご利益あるに違いないです。ストローがここまで名曲に育ってくるとは思ってなかったですね。

一旦幕が下りて、少し休憩がありつつ、アンコール1が始まります。

MCのでaikoが「始めて来た人!」と手を挙げさせて、アリーナ席前方にいたカップルと話してました。付き合って3年ということで、「それだけ付き合ってたら、どこがかゆいところとかわかってるよね?」とaikoが言って、ウケてたカップルの二人が肩寄せあってジャレてた時に「aikoもくっつきたい」と言ってました。
(※これもaiko結婚を知る前の感想です。aikoは何年付き合ってから結婚したのだろう?)

今回のツアー序盤はこういうお客さんと面白い絡みがなかったので、少しずつコロナ前のような、お客さんとaikoの絡みも面白いライブに戻りつつあるのを感じて、感慨深くて良かったです。

アンコール1の最後の「いつもいる」やMCを通して、aikoからの色々あるけどみんなで生きていこうねという想いが伝わってきました。

続けてアンコール2が始まり、「milk」「あたしの向こう」「二人」「be master of life」と盛り上がる曲を連発してきて、最後に爆発した感じで盛り上がるライブでした。

「二人」「milk」の時期や、アレンジャーにOSTERさんが加わった初期の頃は、盛り上がる曲をよく出していたなあと思ったりもしました。「あたしの向こう」リリース当時はすごく詰め込まれていて忙しい曲だと思っていたりもしたのですが、2021年になってみて、時代がaikoに追いついてきた感じもしてますよ。

セットリスト

aiko Love Like Pop vol.22 2021.12.13 東京ガーデンシアター

<本編>
1. 片想い
2. メロンソーダ
3. 列車
4. ボーイフレンド
5. 一人暮らし
6. No.7
7. アンドロメダ
8. ばいばーーい
9. Last
10. しらふの夢
11. 飛行機
12. テレビゲーム
13. 食べた愛
14. 磁石
15. シャワーとコンセント
16. 愛の病
17. ストロー

<アンコール>
18. あたしたち
19. なんて一日
20. いつもいる

<ダブルアンコール>
21. milk
22. あたしの向こう
23. 二人
24. be master of life

終わりに

前も書いたかもしれないけど、最近はチケット代1万円超えのアーティストも多い中、今回のaikoは6800円で以前のツアーとほとんど変わらないのに、演者はホーン隊とストリングスもいて増えていて、座席は空席のディスタンスが必要で客をたくさん入れられなくて、心配になるくらいです。

aikoのサービス精神がすごいし、メンバーやスタッフにはちゃんとお金は払っていると思うのだけど、aikoとaiko事務所は大丈夫なのかなぁ・・・。