aikoのニューシングル「あたしの向こう」を予約してて、仕事から帰ってきたら郵便受けに届いていたので早速聴いています。まだ聴き込んではいないけど、感想を書いてみたいと思います。
あたしの向こうジャケット

あたしの向こうの感想

ます収録曲ですが、以下になります。
1.あたしの向こう
2.ドライヤー
3.ハレーション
4.あたしの向こう(instrumental)

あたしの向こうはフジテレビ系列のドラマ「素敵な選TAXI」の主題歌ですね。で、アレンジはaiko曲では初めてのOSTER projectが担当してます。いつもの島田昌典さんじゃないので心配していた方もいるかと思いますが、すごくポップな感じでいい曲ですよ。ピアノの音色が軽快で、aikoの曲らしくて楽しくなりますね。

LLP17.5のライブで聴いた時はまだ馴染みがなくて、他の曲と比べるとそこまで盛り上がってたわけじゃなかったと思うのですが、慣れてくるとライブ定番曲になるかもしれないなぁと感じました。サビの最後で4つ打ちになるところとか手拍子するといいのではないでしょうか。

歌詞についてですが、「素敵な選TAXI」のエンディングでちょっと聴いた時は、過去に戻れたらという感じでドラマに合わせて書いたのかなぁと思っていました。

ですが、あなたと別れてしまって、一人でもやっていけると思うけど、やっぱりまだあなたのことが好きだという女性の気持ちが表現されていて、アルバム「泡のような愛だった」のような世界観と繋がっているところもあると思いました。

この曲は過去と現在の時間についての表現もいいなあと思います。遡って本当のこと話せたらいいけどと1番で言っているのですが、2番のサビでは「振り返ったら後悔が巻き付いてきそうだからもう見ない」という別の一面も見えています。

そして最後のサビにある「あなたの心に変わった形のままでもいいからいられたなら」という歌詞に、やっぱり好きだという気持ちが現れていてとても切ないです。こういう切ない歌詞にポップなメロディーを付けてくるのがaikoさんの素晴らしいところだと思います。

歌詞解釈についてはあまり得意じゃないので、これ以上は他の方にお任せします。aikoさんの伝えたいことは歌詞に一番込められていると思うので、歌詞をもっと理解できるようになりたいのだけど・・・。

2曲目のドライヤーもポップな曲でBメロのダイナミックな展開が心地よいです。ちなみに初回版の歌詞カードだと、「ドライヤー」のページのaikoの写真がとてもかわいいです。

3曲目のハレーションについてですが、「あたしの向こう」と「ドライヤー」の音が分厚いアレンジになっているのとは対照的に、落ち着く感じの曲になっていていいですね。

カップリングの2曲についてはサラッととしか感想を書けてなくてすみません。ですが、カップリングも含めて、「あたしの向こう」はaikoさんの魅力であるポップな楽曲が楽しめるCDになっていると思います。これからヘビロテしますね。