WordPressブログのPHPを7.4から8.1にアップデートしました
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カテゴリ: ブログ運営
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私のこのWordpressブログですが、長くPHPを7.4で使っていたのですが、この度、8.1にアップデートしました。手順をメモしておきます。
ちなみに、VPSを使っていて、OSはCentOS、Webサーバーはnginxです。
PHPを7.4から8.1にアップデート手順
1. 自作テーマの修正
PHP8.1になって変わる箇所や、VSCodeで開いたときの警告をできるだけ修正しました。
PHPの変更点については、PHP公式(https://www.php.net/manual/ja/migration80.incompatible.php)もありますし、世の中にたくさん情報があるので、そちらを参考してみてください。==や===の比較の変更が影響大きいと思います。
2. プラグインの対応状況確認
有名プラグインでは、正規表現で検索・置換するのが便利な「Search Regex」がPHP8.1では動かないそうです。
その他のプラグインでも、最終更新日時が古いものは怪しいと思うので、あまり使っていないものをアンインストールしたりしました。
3. php8.1 アップデート
# vi /etc/yum.repos.d/remi-php81.repo
PHP8.1のレポジトリ[remi-php81]を有効(enabled=1)にする。
# yum update
これで、PHP7.4から8.1にアップデートされて、ブログ画面も管理画面も見れました。
本当はバックアップを取ってからすべきなんですが、ダメだったら、PHP7.4に戻せばいいやという感じでアップデートしちゃいました笑
4. エラーログ確認
ブログと管理画面の各ページを開きながら、nginxのログファイルにエラーや警告が出ていないか確認しました。
やっぱり、PHP8.1に上げたことにより警告が出ていたので、それを修正しました。
私はPHPがそれなりにわかるので、警告を直せたのですが、記事は書けるけどプログラミングはできない人はなかなか大変かと思われます。
5. 設定変更
PHPの設定を変更しました。
# vi /etc/php.d/10-opcache.ini
下記がデフォルトでは2なんですが、0の方が速くなると書いてあったので0にしました。不安定だったら元に戻します。
opcache.file_update_protection=0
高速化機能であるJITを有効にしたかったのですが、エラーが出てブログが表示されなくなったので、無効のままにしてます。
その他、nginxとWordpress本体の設定変更は不要なようです。
おわりに
7.4はまだサポート期間中なので急いでする必要はなかったのですが、いずれしないといけないですし、8.1の方がやや高速化するとのことなので、PHPをアップデートしてすっきりしました。