こんにちは、2020/1/24(金)にZepp Tokyoで行われたaikoのライブLove Like Rock vol.9(LLR9)に行ってきました。2019年後半から行われているLLR9ツアーも後半戦に入りましたが、前半戦とはセトリもがらっと変わって、2月に出す新曲も聴けるライブでしたよ。ライブの感想を書いていきますね。

以下、ネタバレ満載です。もう書いちゃったけど、新曲を歌ったというのはネタバレに入るのかな?・・・

20200124_ZeppTokyo_入場前

aiko LLR9 ライブの感想

ライブ前

まずは入場ですが、Zepp Tokyoはチケットの番号がA、B、Cに分かれていて、多分1000番ずつぐらいだと思います。A→B→Cの順で入っていきます。2階立ち見は最後。

真面目な人はちゃんと整列するのですが、不真面目な人はZeppの前のスペースや車のショールームに溜まっていて、それっぽい時間に近くに行って入場するという、運営と観客のあうんの呼吸で絶妙な入場方法でした。

私はB600番台でしたが、入場してすぐにドリンク交換してペットボトルのアクエリアスをもらい、ロッカーに荷物を入れたのですが、入って右側のロッカーはすでに埋まっていて、仕方なく左サイドのロッカーに荷物を入れました。いきなり時間がロスして痛い。

ドリンク代600円、ロッカー代300円でした。小銭は事前に準備したいですね。

aikoのLLRシリーズでZeppのような大きい会場では花道があるのですが、今回は花道先端から少し後ろに行ったあたり、PA席の前にポジショニングを取りました。センターからロックのステージを見てみたかったんですよね。

aikoの場合は、曲が始まってから人の動きがあることも多いですが、ポジショニング大事ですよね。前に背の高い人が少ない場所がいいと思います。PA席横の一段高くなったところは意外と人気があって、早くに埋まってました。

ライブ本編

少し時間が押して開演したと思います。幕に音楽とともに映像が投影されて、期待が高まっていきます。

幕が上がって、ライブスタート。「どろぼう」始まりでした。いきなり前半戦とセットリスト違ってました。最初の曲でアップテンポだと押されたりしないか身構えるのですが、自分の場所は後ろの方なので、そういうことが無くて良かったです。ベースのカズは今日は法事じゃなかったみたいで、ちゃんと来てくれました。

続いて、アップテンポで盛り上がるのに歌詞が切なくて複雑な気持ちになる「透明ドロップ」、「夢見る隙間」「二人」と激しい曲が続いて、かなり盛り上がっていきました。今日は金曜日で明日休みなので、燃え尽きても大丈夫!という気持ちです。

今回の自分の場所が中央だったので、aikoが花道を通ってくるときに自分の方に向かって来てる感じがしてすごく萌えました。やっぱりライブハウスはaikoとの距離が近くていいですね。

最初の4曲の後、MCになって、aikoの話が可愛くて、和みますね。かわいいし、楽しいし、人柄もいいし、好きすぎです。

aikoが観客に聞いていたのですが、結構次の日が土曜日でも仕事の人が多かったですね。朝5時に家を出ないといけない人もいました。Rockの次の日に早起きするのは私には無理です・・・。

曲に戻って、ここからは少しゆったりゾーンになります。ロックはこの辺りやトーク中が蒸し暑くて体調崩す人多いので、要注意です。激しい曲中は夢中になってるから耐えられるのだと思います。

Zeppだとペットボトルのソフトドリンク交換あるからいいのですが、他の会場だとカップ入りのドリンクのこともあると思うので、(本当はダメだけど)水分を持ち込んだ方がいいと思います。aikoのツアーであるかわかりませんが、持ち込みに厳しいライブハウスもたまにあるんですよね・・・。

その後、最近あまりやっていない「白い道」「オレンジな満月」「キスの息」を歌いました。たしか「キスの息」のところだったと思うのですが、投影されていた窓の背景の映像がとてもきれいで良かったです。

今回のセトリはマイナー曲が多かったです。結果的に、花火もカブトムシもボーイフレンドもやらなかったので、友達に連れられてきたようなあまりaikoファンじゃない人には知らない曲ばかりだったかもしれません。

MCになって、aikoが岡村隆史さんのラジオを聴きながらツイートしたことは何なの?という話になって、ノーSNSだとaikoに言われたので詳しくは書きませんが、既婚者はメンズエステに行っていいかどうかという議論だったそうです。

それにしても、aikoがやってたメンズエステの鼠径部のリンパマッサージの振り付けが超ウケました。ライブ後に私も検索したりしてみましたが、aikoの話していたようなメンズエステだとダメだと思うけど、ちゃんとしたメンズエステもダメなのか気になりますね。マッサージ系はあれだけど、脱毛系はいいんじゃないですかねぇ。

そんな鼠径部の話の次はバラード曲の「愛だけは」でしたが、aikoやバンドメンバーは気持ちをしっかり切り替えてしっとりと歌ってました。私は頭からaikoの鼠径部マッサージが離れなかったです笑。

そんなふうに、笑ったり、感動したり、aikoのことを愛しく思ったり、激しく盛り上がったりと感情の振れ幅が大きいのがaikoライブの良いところでもありますよね。

「寒いね…」は寒いねと言い合えるaikoがいて良かったという気持ちになれました。愛おしいです。

続いて、自分の聴いたことの無いイントロが始まって、Aメロになってもわからないし、もしかして新曲かな?と思ったら「more&more」でした。初期のシングルのカップリング曲だと思うので、私持ってないんですよね。aikoライブではこういう発見とか気づきもあるので、最近ファンになった人ほど楽しみがたくさん残されていて、伸びしろがあると思いますよ。

後半戦では「メロンソーダ」はアンコール1曲目ではなくて、ここで聴けました。バンドメンバーのコーラスもみなさん頑張って歌ってて良かったです。2番でバンドメンバーで最初に歌うのがギターのたらちゃんなんですが、aikoに見られてハッとして歌い始めるのは、歌い忘れそうだったのでしょうか笑

あと、メロンソーダではaikoは基本的にずっと歌うんですけど、原曲の男性パートの低音部分はaikoが普段歌わない音域だなと思いました。上白石萌歌さんパートではちょうど1月の金曜ZIPに出てるのを見てるので、萌歌ちゃんの顔が浮かびました。転んでもつまづいても桜はきれいだよ。

「明日の歌」が久しぶりに聴けて感動しました。楽曲自体もすごくいい曲なのですが、明日の歌が入っているアルバム「泡のような愛だった」の頃が個人的に仕事が辛かった時期に発売されてよく聴いていたこともあって、イントロからうるうるしてしまいました。

MCで、グッズの話になり、ボールペンを出してほしいという声があって、何色入りにしてほしいとみんなに挙げさせた指の本数でアンケートしてました。4色が多かったそうなので、次のライブツアーとかに出てくるかもしれませんね。黒・赤・青・緑みたいな普通の色だとつまらないので、ひねりたい感じでした。

aikoはロケットペンなんて知らんやろ?コンパスなんて使わんやろ?と若い人に話してました。私はaiko世代なのでわかりますよ。そして、aikoはコンパスの針で指の間を高速で刺すやつをやってました。かなり高速でやっててプロでしたね、爆笑でしたよw

次に新曲を歌ってくれました。2月26日に発売される新曲「青空」ですが、「青空」「愛した日」の他のカップリングは決まってないんですよね。これからレコーディングするって話してました。で、ここで歌った曲は今は世知辛くてすぐに批判される時代なので、みんなでアホになって楽しくなれる曲を作ったとのことでしたよ。セトリボードにも曲名は書いてなかったです。aikoらしい楽しくなれる曲でした。ライブで今後成長していってくれるのを期待ですね。

この辺りから、ライブ終盤に向けて、再びアップテンポな曲が多くなってきます。「遊園地」「運命」「beat」と続いていきます。beatは相変わらず裏打ちの手拍子が難しすぎでうまくできません。やってみようとしてもうまくできなくて、自分のリズム感のなさに絶望します。なので、楽しく踊っていたほうがいい曲ですね!

あとは、aikoが尊すぎて、手拍子や手を振るのではなく、ついつい合掌して拝んでしまう時があります。aikoに見られてキモいと思われてるかもしれないですが、aiko様~aiko様~ありがたや~ってなってます。

「beat」ではバンド紹介もあって、一人ずつソロを弾いてました。ドラムの佐野さんはソロで激しく弾きつつbeatのサビ前のところも取り入れたりしていて、歓声が上がってました。「そしてボーカルは?」「あいこーーー!」と夢中になって叫びますよね。

あっという間に本編最後の曲「イジワルな天使を世界を笑え!」になって、みんなで「えー!!!」って言ったりしました。最後のサビは観客とaikoで合唱したりしました。最初、観客の声が小さくて、aikoが一旦止めて、それをネタにして煽って盛り上げていくとかさすがaikoでした。

アンコール、ダブルアンコール

アンコールはあいこコールをしてaikoの登場を待ちます。あいこ!あいこ!と交互に叫ぶのは全部を叫ぶのと比べて半分のパワー消費で済むのでよく考えられてるよなぁと感心します。

暗闇の中から、アンコール1曲目の「星物語」がスタート。雰囲気も良くて再びaikoの歌の世界に引き込まれていきます。

新曲の「青空」はアンコール2曲目に歌ってくれました。CMで聴いたときはバラード曲に近いのかなと思ったけど、ライブで通して聞いてみると、ミドルテンポのノリが心地よい曲でした。手拍子が良く合いますね。

アンコール3曲目の「ハナガサイタ」の後、aikoが挨拶をして、aikoは自分の夢で好きなことである歌う事を頑張るので、みんなも自分のやりたいこと(やりたいことがない人もいるかもしれないけど見つかったら)を一緒に頑張っていこうね。という話をしてくれました。新曲出せることが本当に嬉しそうでしたし、長生きしてずっと歌い続けられるように祈ってます。

アンコール終了後、間を空けずにダブルアンコールに入っていきます。最近のaikoのロックはダブルアンコールが当たり前になりつつありますね。

ダブルアンコールでは、「be master of life」「相合傘」「Loveletter」とアップテンポな曲を立て続けに歌ってくれて、最後に燃えましたね。

たつたつさんが椅子を真上に3メートルぐらい放り投げていたのも見れましたし、相合傘の手拍子や振り付けを一緒にするのも盛り上がりました。

Loveletterではイントロや間奏でおい!おい!ってやるのもかなり浸透してきてて、aikoも煽ってるし、激アツでした。

女性ファン多いaikoですけど、おい!おい!の叫びはLoveletterに合ってて、Loveletter終わりは完全燃焼で締めくくられるいいセトリだったと思いました。

セットリスト

セトリボードの写真撮ってきました。「青空」でない方の新曲はタイトル未定みたいです。aikoの踊りたくなる楽しい曲な絵が可愛いですね。

20200124_ZeppTokyo_セトリボード

おわりに

aikoと歳があまり変わらない私ですが、最近は氷河期世代とか呼ばれてるニュース記事をよく見ます。私も新卒で入った会社で生き残れなかったですし実際に辛い世代だと思うのですが、そんな私でもaikoがいるから何とか楽しく暮らせていられるのだと思います。本当にaikoさんには感謝するばかりです。