aikoのアリーナライブツアーのLLP21に行ってきました。2019年2月10日のさいたまスーパーアリーナ公演です。今回は久しぶりのアリーナ会場でしたが、ザイロバンドも配布されて演出がきれいなライブでしたよ。そして、aikoのパフォーマンスも凄まじかったです。

※LLP21は福岡公演もまだ残っていますが、思いっきりネタバレ書いているのでご注意してください。

20190210_LLP21さいたまスーパーアリーナ

ライブグッズ

前日の2月9日には雪が降って、さいたまスーパーアリーナ2daysの1日目はとても寒かったという情報があったので、超厚着してライブに行きました。寒さでグッズ列やばいだろなあと思っていたのですが、整理券が配布されたので寒い中でずっと外で並んでなくても良かったみたいですね。

aikoのライブは夏はアロハで暑かったし、冬もこんな寒い中でライブをするなんて、ファンへの試練ですね。どうせだったら、冬の北海道とか-20度になるようなところでも野外フリーライブしようよ!

それはさておき、予想通りかもしれませんが、aiko着用のパーカーがとても人気で、私が会場についた17時頃にはもう売り切れてました。赤いパーカーのフードを外に出してる女子の後ろ姿を見かけるとaikoファンだと思うぐらいに、今回のパーカーはデザインや色あいが可愛いですね。

私が会場に行った頃はちょうどグッズ列も無くて、お目当てのパンフレットと革製のリストバンドをあっさりと購入することができました。

リストバンドを着けたところの写真です。ライブの翌日にザイロバンドと一緒に撮ったものです。革の質感も良くて、今後のライブにも装着していきたいと思いますよ。
LLP21のリストバンドを着けてみた
男性の腕だと長さが足りないというツイートも見かけたのですが、私はなんとか巻けました。私は男性としては腕が細い方だと思うので、ゴツい人だと長さ足りないのは確かですね。

LLP21のライブの感想

aikoの歌や演出についての感想

それでは、ライブの感想に入っていきますね。ここからネタバレです。

今回のステージ構成ですが、普通のステージに花道があって、真ん中にセンターステージ、花道がアリーナの一番後ろぐらいまで伸びているというパターンでした。

18:30ごろからライブはスタート。いきなり一曲目から「カブトムシ」でした。声もすごく出てて自分が聴いたカブトムシの中でも一番うまく歌えているような気がしましたよ。LLP20の後半や紅白歌合戦で見たときのような、喉の調子の悪さは全然感じさせないカブトムシでした。

当たり前だけど、aiko歌上手い。鳥肌が立ちまくりで、デビュー20周年記念の大きな会場でのライブを予感させる始まりでした。衣装は紅白でカブトムシを歌ったときと同じ真っ白で背中に羽根が生えた衣装でした。もうaikoは天使のようでした。

バンドメンバーはLLP20のときと同じで、ギターがはまちゃんとタラちゃん、ベースがカズ、キーボードがたつたつさん、ドラムスがさのっちでした(後にホーン隊の3人も登場)。

ツイッター情報によると、今回のセトリはやばいという声が多かったのですが、セトリと言っても、aikoの歌のどれかを歌うのだから、正直そんなにやばいセトリって無いだろうと思ってライブに来ました。

ここ最近のaikoライブって、May Dream以降の曲(特に、あたしの向こう、プラマイ、夢見る隙間)がライブの中心になってたと思うのですが、今回は昔からのファンも懐かしさで大喜びなセットリストでしたね。シングル曲も多めでしたし。確かに、みんながセットリストやばいって言ってた意味がわかりました。

曇りん、かばん、三国駅、ホームなど、久しぶりに聴けて良かったです。特にホームはちょうど久しぶりに聴きたいなぁって思ってたところだったんですよね。

aikoって、映画などの大きなタイアップの付いた曲はライブでほとんどやらないイメージです。個人的には「あの子の夢」をライブで一回聴いてみたいのですが、今回も「恋をしたのは」ライブで聴けてない人多すぎな件は残りましたね・・・。

冷凍便のグルーヴ感も良かったし、心日和のドラムアレンジもすばらしく、テンションが一気に上がりましたね。aiko(43)のウサギちゃんダンスも照れてる感じが可愛かったです。

そして、「Do you think about me?」や「ひまわりになったら」まで聴けてしまいました。20周年の歩みを振り返るような構成で、今までaiko頑張ってきたんだなあと思うと同時に、これからも激推ししていきたいと思いました。

観客に山里亮太さんも来てて、aikoとのコールアンドレスポンスもちゃんとやってましたね。すっかり普通にaikoファンになった感じでしたよ。朝のスッキリでやってる「お~はようございまーす」も言ってくれました。盛り上げてくれてありがとうございます。

演出ではやっぱりザイロバンドがきれいでしたね。ザイロバンドを着けてると、自分も照明の一部みたいなものなので、ちゃんと手を上げて振らないと!という気持ちになって、aikoを応援するのがはかどります。

今回初めて見たのですが、巨大なスクリーンを天井から吊るして斜めにしてるのがすごかったですね。電気はどこから通してるのだろうとか、真下にいる人怖くないのかなとか思ってしまいました。

曲の話しに戻りますが、センターステージで弾き語りの曲があって、何かなと思ったら「あたしの向こう」でした。えっ、この曲を弾き語りで歌うの?というサプライズでした。テンポもゆっくりでしたよ。

最後のサビで畳み掛けるところなど、どうなるのかなと思っていたら、2番からはバンド構成での演奏になって、キラキラテープも放出されました。私の席は200レベルの前方、ステージ寄りだったので、久しぶりにキラキラテープが届く席でした!家宝にしますね。
LLP21のキラキラテープ

アンコール最後の曲「be master of life」の後、挨拶があってからaikoが帰ろうとした時に、私もあいこー!って叫んだのをきっかけにして、そこからみんなもあいこー!って言ってくれて、ダブルアンコールをすることになった気がしました。私の声は大きくないので気のせいかもしれませんが、他のファンのみんなのためにもライブを一緒に作れた感じがして嬉しかったです。

ダブアンでは、2曲目で「ジェット」のイントロが2回も中断して、その後に「愛の病」が始まって、これはジェットのイントロから愛の病に行く演出だったのかなと思ったら、実はキーボードのたつたつさんだけ「ジェット」を弾いてて、本当は「愛の病」をやる予定だったというオチでした。たつたつさんはaikoにすごく怒られてて、最後の集合の挨拶でもたつたつさんはマイクで謝ってました。

aikoのMC

ライブ最初は、みんなをイカせてあげたいとか、小さい女子にもイクってなんなのかお母さんに聴いてみて的なことを言ってましたが、思ってたよりも下ネタ少なめだった気がします。

ちなみに、私はセンターステージで歌われた「桜の時」でイッてしまいました。とても幸せな気持ちでしたよ。

ブラジャーを新しくしたので小鉢じゃなくなったという話もありましたね。その話を聴いたあとは、スクリーンに大きく映し出されるaikoの姿を見て、確かにaikoにしては大きくなってる!と納得してました。昔の映像が映し出される演出もありましたが、お胸の大きさの違いがついつい気になってしまいました。

これでもLLP20のときと比べると、下ネタがひどくなくていいライブだなあと思っていたら、ダブルアンコールで登場してすぐの話で、「たまアリの人もたまナシの人も楽しんでいってね~」と最後に出てきてしまいましたね笑。

aikoの下ネタのMCも、本当は下ネタ好きじゃないけど、ファンを楽しませるために仕方なくやってるというぐらいに、ファン想いなんだということにしておきたいと思います。

あと、エゴサの話もありましたね。私もこんなブログを書いてて、aikoがいい気持ちしない記述もあると思うと、胸が痛みます。aikoはエゴサした時に、その人が他にどんなツイートしてるかまで見てて、この人は普段、こんな嫌なことがあったんだなと思ってくれるそうです。

ちなみに、私はエゴサされてしまうのは仕方ないと思うのですが、私のツイートやブログのことを口に出されたらどうしようと思うので、私のブログは見てないという体裁でよろしくお願いします。

真面目なMC

真面目なMCもちゃんとあって、「aikoは20年も歌手を続けてたら、もう全部やりきってしまうかと思ってたけど、まだやりたいことがたくさんある」ということです。そして、43歳なのにそれができない自分をふがいなく思っているそうです。

その「やりたいこと」が何なのかは言ってませんでした。aikoのことだから、ドームやスタジアムでのライブとか海外進出みたいなことではないと思うのですが、とりあえず今後のaiko活動も楽しみにしておきますね。

そして、「みんなが海に出て行って、巡り巡って最後に戻ってくる港のような存在になりたい。aikoの場合は他の歌手だったりバンドだったりするかもしれないけど。」ということでした。

今までは浮気絶対ダメみたいな話が多かったですが、今回は最後には戻ってきてくれたらいいというニュアンスに感じました。現実的にはaiko以外の歌を絶対聴かないというのは難しいですけど、自分の場合もaikoはそんな母港みたいな存在です。aiko本人だけじゃなくて、ファンやバンドメンバーや関係者も含めたaikoのライブが母港なんだと思いました。

aikoは大阪でのLLP21ライブの後、ずっと家から出ないで過ごしていたそうです。その鬱憤を今日のライブで晴らしたいとのことでした。喉のコンディションを整えるという意味かもしれませんが、ちょうどインフルエンザも流行ってましたし、aikoがインフルにかかってライブ中止とかになったら、事務所の経営も心配ですし、今後のaiko活動にも影響出ますよね。。。

セットリスト

セットリストですが、あまりにも人が多かったのと、うちが埼玉から遠くて終電が気になったので、今回はセトリボードの写真をとるのを諦めました。ごめんなさい。

本編
1. カブトムシ
2. ハナガサイタ
3. 雲は白リンゴは赤
4. 冷凍便
5. 冷たい嘘
6. かばん
7. 三国駅
8. 染まる夢
9. 心日和
10. 恋人
11. Do you think about me?(センターステージ)
12. 桜の時(センターステージ)
13. あたしの向こう(1番まで弾き語り)
14. ストロー
15. ドライブモード
16. ひまわりになったら
17. 夢見る隙間
18. ホーム

アンコール
19. メドレー(ナキ・ムシ、今度までには、プラマイ、えりあし、嘆きのキス、あした、恋のスーパーボール、花火、Loveletter、二人)
20. キスする前に
21. be master of life

ダブルアンコール
22. 予告
23. 愛の病
24. ジェット

おわりに

私のLLP21は今日のたまアリ2日目だけの参戦ですが、チケット譲りますツイートも多かった昨日のライブになぜ行かなかったという後悔が残りました。それぐらい今回のLLP21は行っておけば良かったと思わせるライブだと思います。福岡に行く?

家に帰ったあとも束縛バンドはまだ光ってました。朝になったら消えていましたが・・・。
ライブ後の束縛バンド