Googleの検索結果のリッチスニペットでレビューの★の数が表示されているのを見かけますよね。5つ星が付いていたりすると、評価が高い作品だと思って買いたくなります。SEO的にも良さそうです。

レビューが載っている大手のサイトだけかと思っていたのですが、なんと普通の個人のブログ等でもリッチスニペットができるそうなので試してみました。
Googleリッチスニペット対策!初心者向けにスキーマ(Schema.org)のマークアップ方法を徹底的に教えるよ! – Syncer
Googleリッチスニペット対策!初心者向けにスキーマ(Schema.org)のマークアップ方法を徹底的に教えるよ! …

方法はschema.orgで記事をマークアップすればよいだけです。

さっそく、CDの感想の記事で私もマークアップを試してみました。こちらの記事になります。→ポップだけど切ないアルバム~aiko「泡のような愛だった」感想
※2017/6/18追記・・・テーマで付けているマークアップと共存するのが難しいため、上記記事のReviewスキーマのマークアップは現在削除してあります。

だいたいこんな感じにしてみました。Reviewのスキーマを使います。本当はブログの記事中の文字列をタグで囲みたかったのですが、入れ子のタグが複雑なので、metaタグで表示されない文字列として記述した箇所も多いです。

<span itemprop="review" itemscope itemtype="http://schema.org/Review" itemref="profile">
<span itemprop="itemreviewed" itemscope itemtype="http://schema.org/MusicAlbum">
<meta itemprop="name" content="アルバム名">
<span itemprop="byArtist" itemscope itemtype="http://schema.org/MusicGroup">
<meta itemprop="name" content="アーティスト名">
</span>
</span>
<span  itemprop="reviewBody">
記事の本文
<span itemprop="reviewRating" itemscope itemtype="http://schema.org/Rating">
<meta itemprop="ratingValue" content="自分がつけた点数(100点満点)">
<meta itemprop="bestRating" content="100">
<meta itemprop="worstRating" content="0">
</span>
</span>
</span>

少し説明すると、使う型はReviewで、使うプロパティはauthor、itemreviewed、reviewBody、reviewRatingです。schema.orgのサイトを見ると英語でたくさんのプロパティが書かれてあって頭が痛くなりますが、これだけ使えば良いみたいです。

authorはレビューを書いた人です。itemref=”profile”でフッターにある私のプロフィールを参照しています。中にPerson型でマークアップされた私のハンドル名があります(上記では省略してすみません)。レビュー対象の作品の著者と間違えないようにしましょう。

itemreviewedはレビュー対象の作品です。今回はアルバムCDのレビューなので、MusicAlbum型を使っています。本だったらBookになるのかな。
MusicAlbumのname(アルバム名)とbyArtist(アーティスト名)を使っています。

reviewBodyはレビューの本文です。

reviewRatingはレビューの点数です。ratingValueが点数、bestRatingが満点の点数、worstRatingが最低点です。
0~100点の場合、上記のように、bestRating=100、worstRating=0になりますね。

スキーマでマークアップしたら、ウェブマスターツールの構造化データテストツールで確認できるので、ちゃんとマークアップされているか確認しましょう。

で、後日、自分のマークアップした記事をググってみたのですが、採点の星は表示されませんね。。。当ブログは著者情報のマークアップをしているので、そちらが優先されて表示されているのかもしれません。それとも、まだGoogleに反映されていないだけかもしれませんが。一応、WebマスターツールのFetch as Googleはやったんですけどね。