【ライブレポ】aikoの配信ライブ「LLR9 別枠ちゃん」感想~ライブハウスに行った気分になれて楽しかった
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3/8(日)にYoutubeで行われたaikoの配信ライブ「LLR9 別枠ちゃん」を見ました。当日リアルタイムで見たのですが、もう一度見ながらブログに感想を書いておきますね。視聴者は当日(3/8)は12万人ぐらいでしたが、今(3/14 17時頃)は160万回視聴を超えてますよ。
【お知らせ】
「Love Like Rock vol.9〜別枠ちゃん〜」たくさんのご視聴、ありがとうございました!
「Love Like Rock vol.9〜別枠ちゃん〜」は3月15日(日)までアーカイブ配信致します。是非ご覧ください。https://t.co/pRReD1SFpw— aiko official (@aiko_dochibi) March 8, 2020
aiko配信ライブの感想
PCのモニターの半分で動画を再生して、もう半分でブログを書いています。音はオーディオのスピーカーから出しているので、まあまあいい環境かと思われます。
1曲目は「恋をしたのは」。薄暗い赤い照明の中で歌うaikoが登場。バンドメンバーもLLR9と同じメンバーで、背景のセットもちゃんと作られてます。ZeppTokyoに参戦したライブも思い出されますよ。
地中を流れる川のように暗く進んでいく曲で、aikoのボーカルも気持ちが入っていて、この配信ライブにかける想いも込められている気がしました。
恋をしたのは終了後、照明がぱっと明るくなって、明るい声で「よろしくおねがいしまーす」と話したaiko。そして、2曲目の「あたしの向こう」に突入。
明るく軽快なナンバーでモニター越しでもライブの楽しさが伝わってきて、サビのところとか家なのに手拍子しちゃうし、ついつい指差ししたり身体も動かしたくなってきます。
映像もカメラが複数台いて、aikoだけでなく、バンドメンバーも映してくれてますね。ドラムの佐野さんのアップとか、やっぱり手や身体の動きの迫力がすごいなと思ったりします。
続けて、3曲目の「二人」。妖しく静かなAメロからだんだん盛り上がっていって、サビで弾ける構成で、ライブでもとても盛り上がる曲の1つです。ブリッジ~最後のサビでは観客がいないのにお立ち台に登って歌い、「後ろに立ってる観覧車に本当は乗りたかった」というキラーフレーズも炸裂しました。
MCでコロナウイルスの影響でライブ延期になったので、Youtubeで配信することになったことを説明。せっかくZeppTokyoが空いているし、こんな状況でも日常の中に「楽しい」という気持ちを感じてほしいということで、配信してくれたんですね。
MCの後、LL9でもどのセトリパターンでも毎回歌っている「メロンソーダ」になりました。aikoの歌だけでなくて、バンドメンバーのコーラスもちゃんと聴こえてます。2番ではギターのたらちゃん、はまちゃん、ベースのカズが歌うところもアップになってました。
歌は本職でないバンドメンバーなのにコーラスを一生懸命歌ってて感動した思い出が蘇ります。「つまづいても転んでも桜はきれいだよ」と思える春を迎えたいです。aikoも笑顔で楽しく歌ってて、いないはずの観客席を指差したりしてて、配信だけど本当のライブみたいです。
曲が続いて、5曲目の「オレンジな満月」になりました。それにしてもお客さんがいないのに、ステージを動き回りながら歌うaikoが本当のライブみたいです。明るい曲で楽しさが伝わってきて、またライブに行きたくなってきますよ。
再びMCになって、普段のライブと違って緊張するというaiko。aikoの近況の話になって、新曲のキャンペーンで色々回ってたことや、サブスク解禁、MVもフルで見られるようになったことなど話してました。
今回のツアーでは歌ってなかったけど、色んな人と歌ってた(※ラジオでKing Gnu井口理や岡村隆史と歌ってた)という曲紹介から「カブトムシ」へ。
ほんとに色々な方が歌ってくれていて、今のJ-POPに影響を与えているスタンダードでベーシックな曲になってますよね。
後ろから差し込んでくるオレンジ色の照明もきれいで、この曲を盛り上げてくれてました。最後のサビで息を吸って溜めた後の「生涯忘れることはないでしょう」は鳥肌が立ちました。
余韻も冷めやらぬ中、次の新曲「青空」に進んでいきました。
aiko節なガールズポップですが、ソウルフルでジャジーな一面もありますよね。こうやって人の気持ちを明るくする影響を与えてくれるパワーがあって、aikoすげえよといつも思います。
3回目のMCになって、3/7,8のライブが延期になったけどチケット持っていてねということや、初めましての方もいると思うけど、みんなに届くように1対1で届くように歌いますということを猫かぶりながら話してました。
しかし、このあたりで我慢できなくなってきたのか、普段のライブではおっぱいとかちんことか下ネタも言うんだけどなと笑いながら、「おっぱいちんこモード」になって次の曲「ストロー」に突入。
ストローは「君にいいことがあるように」というフレーズを何度も繰り返す曲で、初めて聴いた時はある意味aikoの怨念なんじゃないかと思ったりもしましたが、こうやって何度も聴いていくと、とても楽しく盛り上がる曲なので、ストローって実はすごい名曲だよなぁと思うようになってます。
ストローでの勢いそのままに次の曲「beat」へ。もうライブ終盤の盛り上がりみたいです。
beatはライブでは裏打ちの手拍子をするので、観客のリズム感が問われる曲だけど、家なので気兼ねなく自由に聴けていいですね笑。
LL9と同様にbeatの曲の間奏でバンドメンバー紹介になって、今日ライブに来れなかった人たちにライブを味わってもらおうというのが伝わってきますね。ドラム佐野さんのソロは鬼神というような凄みがあります。
メンバー紹介の最後は「そしてボーカルは?」とaikoが言って、普段は観客が「あいこーーー!」と叫び返すのですが、今回はaikoが自分で「あいこでーす。よろしくおねがいしまーす。」と言ってましたね。そう来たかー。
配信ライブでこれどうするのかすごく気になっていたんですよね。無言でシーンとするのも面白いそうと思ってました笑。
アップテンポな激しい曲が続いて「赤いランプ」。最初はテレビ出演時のような猫かぶりモードだったaikoの歌声も、テレビとは違うライブモードになってきた気がして、何となく配信を見てみたファン以外の人とかは度肝を抜かれるくらいの、熱いパフォーマンスだと感じました。これが「おっぱいちんこモード」か。
さらに続いて「Loveletter」。今回のライブではイントロなどでオイオイ!と叫び声をあげるようになってきた曲。aikoの動きも一層激しくなってきて、汗で髪も濡れてきて、衣装の肩もはだけてきます。これがうちのaikoなんだぞ、すごいだろと世の中に伝えたいですね。
最後のMCになって、見てくれたことへの感謝の言葉や、これからも繋がっていられるように、楽しい時間を愉快に過ごせますように、しょうもないこといっぱいやって笑いましょうと話してくれました。ライブの時ぐらいはみんなで少しでも楽しい時間を過ごせるようにしたいという想いは普通のライブでも配信ライブでも同じように伝わりましたよ。
最後の曲「さよなランド」。西洋の童話のような不思議な曲調が展開されていって、2番になりカメラが天井に引いたところで、1メートルぐらいの間隔で観客席に敷き詰められた照明が点灯されました。照明の数、200個以上ありますよね。
この演出は無観客ライブでしかできないことですし、しかも「さよなランド」の世界観とぴったりあっているし、時間のない中でこんなアイデア出して準備したというのが凄すぎです。
さよなランドの後はバンドメンバーをもう一度紹介してましたが、名前をフルネームで言うのは普段のライブではしてないですね。初めてライブ見た人への心遣いでしょうね。
ライブ終わった後の余韻はホントにZeppに行ったかのような達成感やいい意味での脱力感も感じられました。aikoすごいよaiko
LLR.vol9 別枠ちゃん配信ライブを見てくださったみなさん本当にありがとうございました🌸無観客ライブは思った以上に緊張したけど心強いスタッフのみなさんとバンドメンバーのみなさんと絶対に届けようと言う気持ちでやりました!最後客席にはみんながいてくれたような気がしたよ ありがとう😊 pic.twitter.com/piZ111JNyF
— aiko official (@aiko_dochibi) March 8, 2020
LLR9別枠ちゃんセットリスト
1.恋をしたのは
2.あたしの向こう
3.二人
4.メロンソーダ
5.オレンジな満月
6.カブトムシ
7.青空
8.ストロー
9.beat
10.赤いランプ
11.Loveletter
12.さよなランド
おわりに
配信ライブを見ながらブログを書いて、ほとんどそのままの勢いで投稿してみました。見るのが2回目だったので流れはわかっていたからできたことでもありますが。
今回の配信ライブ、ライブに来れなくなったファンのために配信してくれたのだと思うのですが、キャンセル続きで経済的にやばくなってきている業界関係者のためというのもあったと思います。そして、せっかくライブハウス取ってあるんだしaikoが歌いたい!というのが一番強かったりするかもしれませんね。ライブやりちんって話していたことありましたし。
下ネタについては、後日、情報番組やネットニュース等での配信ライブの話でaikoが取り上げられるとは想定してなかったと思うんですよね。aikoがヒヤヒヤしたり後悔したりしてないか心配ですよ笑。
コロナウイルスとライブ自粛要請のせいでエンタメ業界は大変なことになっていますが、aikoさん、バンドメンバー、スタッフ、関係者のみなさまありがとうございました。