【感想】朝井リョウの「武道館」を読みました。主人公の名前が気になって仕方なかった。
公開日：
カテゴリ： 読書
※本ブログには広告が含まれます
図書館で朝井リョウの「武道館」という本を借りて読みました。せっかくなのでブログに感想でも書いておきます。ネタバレはしないで書きます。また、以前ドラマでやってたと思いますが、私は見てなかったです。
「武道館」の感想
朝井リョウの本を読むのは初めてだったのですが、女性アイドルについて書かれている「武道館」が面白そうだなと思って、手に取ってみました。
主人公が所属するNext youという女性アイドルグループがだんだん売れていって、武道館を目指すという話でした。現実にいるAKBやももクロやモーニング娘。といったアイドルで実際起こっているようなネタも交えながら、ストーリーが進んでいきます。
身近なエンタメネタでとても読みやすい本でした。アイドル本人の気持ちや幸せって何なんだろうと考えさせられました。握手会というものがどんな感じなのか、1回ぐらい体験してみたいなと思いました。
ネット上での評判をアイドル本人たちが見てるシーンがあります。昔は友達や家族と有名人のことを雑談するだけだったから本人に届くことはなかったのですが、今はSNSに書いてしまうことで、有名人本人や関係者にエゴサーチで見られてしまう時代ですよね。
自分も有名人本人や関係者に見られる可能性を意識しないで、気軽にTwitterやこのブログに書いてしまうことが多いです。読み手の気持ちを考えなきゃという気持ちと、個人のブログやTwitterなんだから好きなように書かせてくれよという気持ちで複雑です・・・。自意識過剰ですかねえ。
私もアイドルではないけどaikoのファンなので、本人の気持ちも思いやって優しく暖かく応援していこうと思いましたよ。
と、普通の感想はここまでなんですが、主人公の名前が「愛子」なせいで、aikoのことがどうしても浮かんできてしまいました。なぜ主人公の名前を「愛子」にしたんだよー。
アイドルでよくある自己紹介がこの本でも出てくるんですけど、愛子さんの自己紹介には客との掛け合いがあって、客が「あいこー！」って返すんですよね。aikoのバンドメンバー紹介でやってる「そしてボーカルは？」「あいこー！」の掛け合いを思い出しましたよ笑。
確か朝井リョウは何かでaikoに絡んでいたような気がして調べたら、「別冊カドカワ 総力特集 aiko」に短編を書いてました。aiko好きな直木賞作家でしたね。絶対わざと名前を愛子にしたな・・・笑。
おわりに
そういえば、読書の感想についてブログ書いたのは初めてかな。時々書いてみたいと思います。このブログは雑記ブログですけど、何を書いていこうか悩み中なんですよね・・・。
