北海道の地震と関西の台風21号の教訓を元に、災害対策用品の備蓄を考え直してます
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カテゴリ: 雑記
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こんにちは、takkaaaaa(@butterfly_2100)です。
北海道胆振地方の地震(2018/9/6)と関西地方を襲った台風21号(2018/9/4)の被害に合われた皆様はとても大変だったと思います。報道が落ち着いてからもまだまだ家の修理や停電・節電などで苦労されている方も多いのではないでしょうか。
私は関東に住んでいますが、他人事ではないと思っています。関東への大地震もいつかは発生すると思いますし、近年の気象は何が起きても不思議じゃなくて、台風もどこを直撃するかわかりません。
日本で考えられる災害の種類ですが、主なものとしては以下になると思います。
- 地震
- 津波
- 台風
※他に、火山の噴火、テロ・ミサイルも考えられますが、火山の近くに住んでいないですし、テロ・ミサイルの対策はよくわからないので(家庭でできることには限界がありそう?)、今回は省略しました。
これらが発生した時に、ライフラインの中で何がどのくらいの間ストップするか?というのを考えて、うちの災害に対する備えを見直して、対策していきたいと思います。
北海道胆振地方の地震
北海道の地震では苫東厚真発電所という北海道の電力の大部分を担っていた発電所が止まってしまったために、他の発電所も影響を受けて全てストップしてしまいました(ブラックアウト)。部分的な停電の解消にも1~3日かかりましたし、発電所の完全な復旧には何か月もかかりそうです。
今まで、地中を通る水道やガスと比べて、電気は比較的早く復旧するものだと思っていました。しかし、北海道の地震のように、発電所そのものがやられてしまって停電が長引くこともあるとわかりました。ただ、北海道電力みたいに1箇所の大きな発電所に依存しているのはレアケースかもしれませんね。
水道は地下を通る配管がやられてしまった地域はなかなか復旧しないかもしれませんが、給水車が比較的早く来てくれていますね(1~3日後)。一部のマンションなど電気が来ないと水道も止まるような住まいの場合は要注意です。
また、自宅に滞在できる場合と避難所に行く場合で、それぞれで必要なものを備蓄しておいた方がいいですね。
関西地方を襲った台風21号
関西への台風21号では、強風により、看板や屋根などが飛ばされる映像が多く見られました。電線や電柱に被害が生じて停電が発生していますね。
また、関西空港への橋にタンカーが衝突して、長い間通れなくなってしまいました。関西空港内の電気設備も浸水して停電してしまいました。
これらの台風の映像を見て、私は慌ててヘルメットを買ってしまいましたよ。台風が来ている時に外に出て避難するとしたら、ヘルメットをかぶらないと危険すぎます。
洪水や高潮に対しては、自治体が出しているハザードマップを見て、危険なところには住まない!というのが一番の対策だとは思いますが、対象の地域に住んでいる場合は事前に避難所の場所を確認しておいて、災害用リュックを用意しておいて、すぐに避難できるように準備しておきたいです。
地震での液状化にしても、台風で屋根が飛ばされた場合にしても、家への被害が大きいですよね。賃貸だと引っ越せばいいだけですが、持ち家の場合は金銭的なショックも大きいですね。もし自分がマイホームを持つようなことがあれば、火災保険の一括見積もりサービスで、地震や自然災害でも保障してくれて、できるだけ掛け金の安い火災保険を探して入っておこうと思いましたよ。
災害対策用品の見直し
なんとなく災害用品を揃えるのではなくて、水道・電気・ガスがどのように止まるかを考えて、自分の場合はこれが必要だというものを揃えていきたいと思います。
有名な「東京防災」も参考にしていきたいですね。東京都以外の方にも非常に役に立つ内容です。
「東京防災」の作成について|東京都
水道
今までの災害を見ても、水道は一旦止まっても早めに給水車が来てくれていると思います。首都圏のような人口密集地だとどうなるのかな?というのは少し疑問もありますが。。。
保存食にしてもアルファ米などは水が必要ですし、給水車が来るまでに必要な水は確保しておきたいですね。また、水道、電気、ガスが全滅した場合でも生き残れるように、それらが必要ない保存食(乾パン、缶詰など)も持っておきたいです。
とりあえず、水は人数×2リットル×3(日)ぐらいはないと不安かもしれません。私は給水車から給水してもらうためのポリタンクも用意しましたよ。
電気
電気が止まるとすごく困りますよね。照明器具、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、携帯・スマホ、インターネット、エアコンなどすべて使えなくなります。オール電化やIHコンロのお家の場合はさらに困るはずです。
夜に災害が発生する可能性を考えると、懐中電灯は必須ですね。電気とは関係ないですが、避難するときには家の中でもすぐにスニーカーを履いて避難するのも怪我をしないために大切です。なので、枕元に懐中電灯とスニーカーを置いておくと良いと思います。
携帯・スマホについては、大容量のモバイルバッテリーがあると長い間使えるようになると思います。もともとのスマホの電池で1日、モバイルバッテリーで2~4日分ぐらいは持たせたいですね。電池消費が激しいアプリは入れない(私はFacebookをアンインストールしました)、アプリの通知はできるだけオフにする、使わないときは機内モードにする、液晶の明るさを暗くするなどの電池を長持ちさせる対策も有効だと思います。
情報収集については、スマホでのインターネットやTwitter、LINEなどのSNSも大事ですが、停電が長引くと携帯会社の基地局の非常電源も切れてしまい、圏外になってしまう可能性もあります(北海道の地震では圏外になってしまったとうちの実家の人も言ってました)。また、スマホの電池ももったいないので、乾電池か充電式のラジオの準備もしておくのがいいですね。今回の北海道の地震でもラジオが大活躍してます。
長時間の停電だけど(一部地域を除いて)水道とガスは使えたという場合、食べ物は意外となんとかなるかと思いました。みんな買いだめするからスーパーやコンビニから物が消えてしまいますが・・・。
ガス
ぶっちゃけ、電気が来ていれば、ガスはなくても生きていけると思います。調理に制約が出て、美味しいものが食べられなくなるだけで。お風呂・シャワーは数日は我慢ですかねぇ・・・。
ガスがなくても食べ物の簡単な調理をしたり、お湯を沸かしたりできるように、電子レンジや電気ポットがあると良いと思います。カップラーメン、冷凍食品、レトルト食品などが食べられるようになりますね。
ですが、電気とガスの両方止まったときを考えると、ガスコンロとガスボンベを持っておくしかなさそうですね。北海道の地震後の停電では冷凍庫が使えなくて腐ってしまう前に、ジンギスカンをした人も多かったとSNSで話題でした笑。
おわりに
地震も台風も被害に合われた方は大変だったと思いますが、この経験を今後の対策に活かしていきたいと思います。近年の気象は異常な気がしますし、いつか来るであろう首都圏や東海地方などへの地震が怖いですよ・・・。