有安杏果のライブ「ココロノセンリツ~feel a heartbeat~Vol.1.5」に行った感想@日本武道館 2017/10/20
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カテゴリ: 女性アイドル
タグ: ライブ ライブレポ 有安杏果
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こんにちは、イープラスで一般発売に応募したら奇跡的に当たった有安杏果さんのライブに行ってきました。ライブの感想書いてみますね。予想を遥かに上回るすごいライブで、ずっと有安杏果さんを応援してきたファンのみなさまは彼女の成長ぶりに涙したと思いますよ。
ライブの感想
ライブ開始前
実は杏果さんのライブはもちろん、ももクロのライブにも行ったことがなくて、ちゃんと参戦できるか少し不安だったんですよね。ももクロはチケットの本人確認厳しいし、ライブでのコールとか服装とか色々ルールありそうで・・・。
数日前にサイリウム(キンブレ)も買って、緑色をセットして準備していったんですけど、杏果さんが自重して欲しいと言っていたそうなので、周りの人たちが出したら自分も使おうかなという感じでした。
武道館に着いて、正面のところにお花があったのですが、V6の井ノ原さんやももクロの百田夏菜子さんのお花がありましたね。私が推しているaikoさんも杏果さんと仲いいし、お花来ていないかなあと思っていたのですが、よく見えなかったです。後でTwitterでaikoからのお花の画像を見かけましたが・・・。
ももクロのライブには注意事項があるそうですね。看板がありましたよ。飲酒や酒気帯びがNGというのが良いですね。
このライブの直前にリリースされたアルバム「ココロノオト」やネットの動画を予習した結果、Drive Driveという曲でタオル回しがあることがわかっていたので、ツアータオルもちゃんと買ってから、武道館の中に入りました。一般チケットなので当然ながら2階席後方でしたけど、会場の中にいられるだけもシアワセです。
ステージですが、完全なセンターステージではなくて、普通のステージに花道とその先に小さいセンターステージがあるタイプでした。ステージの後ろが注釈付き指定席だったようで、お客さんが360度入ってましたよ。
本編
18時開演でしたが定刻ぐらいに照明が落ちて、ストリングス隊の方々の演奏でライブ開始しました。ストリングス隊もいる豪華な編成で演奏いいねと思ったのですが、結構長くてなかなか杏果さん出てこないなぁと待ちくたびれそうでした笑。
最初は緑のサイリウムを付けている人も見かけたのですが、杏果さん登場後にサイリウムはできれば使わないで欲しいと言っていて、みんな消してました。実はサイリウムを使うライブ自体行ったことなかったんですけど、サイリウムがこんなに明るいとは思わなかったです。結果的に、照明や演出や杏果さんのパフォーマンスを見て、今日のライブはサイリウムなしで良かったと、ライブに来た人たちはみんな納得したのではないでしょうか。
セトリの1曲目が「小さな勇気」で、いきなり感動するバラード曲でした。歌唱も安定していて声もよく出てました。普通に生歌もうまい。次の「心の旋律」はアカペラで歌っていて、2曲目にしてライブのクライマックスなのかと錯覚するようでした。歌うことに対する気持ちが込められた歌なのですが、もし杏果さんとカラオケに行ったら、握ったマイクを離してくれないなのかな?と思ったりもしました。
「Catch up」「ハムスター」「feel a heartbeat」など、アップテンポな曲は手拍子をすることが多かったですね。「feel a heartbeat」のサビ(♪はーじまりの予感、の後など)で、手拍子を2拍打つところが揃うと気持ちいいですね。個人的にはよく行っているaikoでも手拍子多いので慣れていたはずでしたが、ジャジーな「愛されたくて」や「遠吠え」は裏打ちの手拍子のリズム取るのが難しい曲でした。最初のMCで乾杯したり、間奏で自由に動き回るところとか、MCで長く話しすぎるとランプが付くというところとか、aikoを彷彿とさせるところもありましたよ。
「ありがとうのプレゼント」では杏果さんがとても緊張する~と言いながら、キーボードで弾き語りしてました。いつの間にかキーボードも演奏できるようになっていたんだろう。普通に弾きながら歌っていて、いい歌だなぁとうるうるしてました。
次はギターに持ち替えて、3年前に弾いた録音を聴いたら全然下手だったという話から、宇多田ヒカルさんの「First Love」をアコギ弾き語りで歌ってました。ギターの演奏もちゃんとしたし、ただのカバーではなくて自分の歌にしてる感じでとても良かったです。英語の発音はももかつぜつで微妙なところもありましたが笑。
「ペダル」もアコギを持って歌ってました。確か2番のあたりからはストリングス隊の演奏も入ってきて、とても感動するアコースティクなアレンジでした。この曲だけじゃないですが、CDと違うアレンジの曲が多くて演奏も楽しめるライブでしたよ。
13年前?に武道館のステージに立ったときの歌を歌うという話しで、もしかしてエグザイルかなと思ったら「Choo Choo TRAIN」を披露しました。歌い始める前に観客がスクリーンの歌詞を見ながらサビを歌う練習があったのですが、白い文字のコーラスの英語部分(Wow We hit the skip skipのところ。歌詞違ってたらごめんなさい)を歌うのかと思いきや、実はその後の黄色い文字のサビ本体(同じ風の中~)を歌ってほしいということが後でわかったという罠もあって面白かったです。
スクリーンでは当時のエグザイルのライブ映像も流されてて、ATSUSHIさんやHIROさんの姿もあって、権利的によく調整できたなあとか考えたりしました。映像のキッズダンサーの誰かが杏果さんだったのかもしれないですが、自分の席からはスクリーンが遠くてそこまではわからなかったです。Choo Choo TRAINでは杏果さんは男性ダンサー2人と一緒に踊っていて、キレキレでした。歌は観客が歌うという感じで一体感があって楽しかったです。最後の方ではキッズダンサーも登場してきましたよ。子どもの頃の杏果さんもあんな感じだったのかな。
「Drive Drive」では白いツアータオルをみんなで振り回して盛り上がりましたよ。ツアータオルを持ってる人やツアーTシャツの着用率が高くて、杏果さんのファン熱いなあと思いました。タオルもTシャツも白で統一感があってインスタ映えしそうでした。「Drive Drive」や「TRAVEL FANTASISTA」はCDで聴くよりもライブで化けるような曲で、盛り上がりがすごくて良かったです。この2曲は杏果さん作曲でないですけど、アップテンポで盛り上がる系の曲も作曲できるようになると、さらにソロ活動が進化するのかもしれませんね。
「裸」はしっとりとした雰囲気のある歌で、杏果さんの歌や声の良さを堪能できますね。「愛されたくて」や「遠吠え」はジャズ風な曲で手拍子をしようと思ったんですけど、私のリズム感が悪くて、うまく手拍子できなかったです。周りの人たちも手拍子に苦戦してた感じでした。手拍子よりも身体を揺らして楽しむほうがいい歌なのかも。
確か「遠吠え」の最後の方だったと思うのですが、バンドメンバーを一人ずつ紹介して、ソロを弾いてもらっていました。その最後に杏果さんが「そしてボーカルはー?」と言って、観客が答えるところがありました。
aikoでもバンド紹介で「そしてボーカルはー?」「あいこー!」というのがあって、油断するといつもの調子で「あいこー!」って言ってしまいそうで、ココロノオト初回限定盤BのライブCDで予習した時にちゃんと「ももかー!」って言おうと覚えていたんですよね。なのに、周りの観客が「あ」から叫び始めてて、私と同じaikoファンが間違っちゃったの?と一瞬思ってしまって、流れに乗りきれなかったです。アンコールも「ももか!ももか!」だったのに、ここは「ももかー!」じゃなくて「ありやすももかー!」なの?みんなで「ももかー!」って揃えたかったのは私だけ?
※追記・・・あとでTwitterで教えて頂いたのですが、vol0〜vol1.0では、杏果さん自身が「ボーカルは有安杏果でしたー。」と言っていたそうです。それで「ありやすももかー!」という声が大きかったみたいですね。
「TRAVEL FANTASISTA」の始まりでキラキラテープが飛んで(タイミングここだったよね?)、盛り上がりも最高潮でした。TRAVEL FANTASISTAは観客の手拍子も合うし盛り上がりますね。ついつい一緒に歌いたくなったけど、口パクだけにしておきました。歌もサビのランナーとかストライカーのところでCDよりも巻き舌をあまり使わない感じで良かったですよ。
個人的に今日一番感動したのが「色えんぴつ」でした。ココロノオトのCDで聴いてたときも、色えんぴついいなあと思っていたのですが、ライブで聴くとさらに感動する歌になっていました。ももクロの緑色ということで、ファンも「色」というワードには敏感だと思うのですが、全然推されなくて尖ったままの色えんぴつだったけど、こうして歌を届けることで大勢のファンの役に立てるようになれて良かったという気持ちが伝わって来て、泣いてしまいそうでした。
ライブ本編最後の曲が「ヒカリの声」でした。CDで聴いたときも明るい未来へ繋がりそうなアップテンポな曲でライブを締めくくるのに向いてるかと思ってたのですが、ライブだと杏果さんがこんなにすごいライブをできるようになったんだなあと感慨深い感じでした。特別なファンではない私でさえそう思ったぐらいだから、きっと、何年も前からももクロと杏果さんを応援してきた人たちからすると、我が子の成長を見守る親みたいな気持ちになっていたのかもしれませんね。
アンコール~ダブルアンコール
本編終了後は照明が暗転したのですが、すぐに観客からの「ももか!ももか!」のアンコールが始まりました。やっぱりももクロファン声大きくて熱量がありますね。今日の杏果さんのパフォーマンスに応えるようなコールでさすがです。
アンコール1曲目の教育では杏果さんはドラムを叩きながら歌ってました。歌とダンスだけでなくて、キーボード、ギター、ドラムもできてすごい人だよ、ほんと。ソロだとMCも一人だしね。
次のメドレーは数曲だけやるのかなと思ったら、Choo Choo TRAINやFirst Loveも含めて、今日やってきた曲を全部やるから驚きました。それにアレンジも本編と違う曲もありましたし。ところどころ合唱するところもあって、私も歌うのが楽しくなってきましたよ。心の旋律のところではマイクなしでアカペラで歌っていて、観客もみんなシーンとした静寂の中で私のいた2階席最後方までちゃんと聴こえてきていましたよ。鳥肌が立ちました。
アンコール最後の曲が「Another story」でした。まだやってない曲があったような気がしてたけど、この曲でしたね。ライブ最後で全部出しつくすようなロックナンバーで私も燃え尽きたかも。
杏果さんとバンドメンバー、ストリングスの皆様のステージの各方向への挨拶も終わって、満ち足りた気持ちでライブ終了かなと思ったら、すぐに杏果さんが一人だけで出てきました。少しの間MCをした後に、ダブルアンコールで「feel a heartbeat」をギター弾き語りと観客の合唱で歌いました。私もたくさん歌って喉枯れた!
セットリスト
有安杏果「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5」2017年10月20日 日本武道館
01. 小さな勇気
02. 心の旋律
03. Catch up
04. ハムスター
05. feel a heartbeat
06. ありがとうのプレゼント(キーボード)
07. First Love(宇多田ヒカルのカバー、アコースティックギター)
08. ペダル(アコースティックギター)
09. Choo Choo TRAIN(EXILEのカバー)
10. Drive Drive
11. 裸
12. 愛されたくて
13. 遠吠え
14. TRAVEL FANTASISTA
15. 色えんぴつ
16. ヒカリの声
【アンコール】
17. 教育(ドラム)
18. 逆再生メドレー
19. Another story
【ダブルアンコール】
20. feel a heartbeat(アコースティックギター弾き語り+合唱)
おわりに
語彙力がないライブ感想でごめんなさいね。とても楽しくて来れてよかったライブでした。杏果さんのパフォーマンスがすごくて、明日からももクロがなくなってソロアーティストになっても、食べていけるのではないかと思いましたよ。
観客の自分もタオル回したり、合唱したりと盛りだくさんなライブでした。杏果さんもアカペラやったり、キーボードやギターやドラム弾いたり、ダンスもあったりと今できることを全部やりきったのかと思います。エンディングで「総合プロデュース有安杏果」と表示されていたし、大人と戦って作ってもらったセンターステージや注釈付き指定席もとても良かったです。
最後のMCでは「ココロノセンリツ」シリーズはこれで最後だということや、今まで応援してきてありがとうございましたという話もあって、vol.1.5にして集大成みたいなライブに感じました。でも、今後のソロ活動はどうなるかという話もなかったし、ももクロの方もあるし、ずっと並行して続けるというよりは、時々ソロ活動する感じなのでしょうか?
少しずつ次の新曲も作り始めていくような感じでゆっくりでもいいので続けてくれると嬉しいですよ。アリーナやホールだけでなくて、ライブハウスでも見てみたいなと思ったりしました。ココロノRock希望!