2020/9/9に行われたパスピエの配信ライブ「LIVE-X」を観ました。生で演奏される配信ライブを観たのは実は初めてだったのですが、だんだん盛り上がっていくところはやっぱりライブだなぁって思いましたよ。
パスピエの配信ライブ「LIVE-X」の感想
LIVE-Xのコンセプトとして、背景が未来の世界のようになっていて、その前でパスピエのメンバーがパフォーマンスするという形式でした。
動くパスピエを見たのは2月の「EYE」以来だったのですが、メンバーの出すアットホームな雰囲気がやっぱりいいなあと思いました。
「とおりゃんせ」「グラフィティー」「チャイナタウン」など盛り上がる曲も多くて、パスピエのメンバーもライブだなと言ってましたが、本当にライブだったと思います。こうして文章で書いていると小泉進次郎みたいになってきたけど・・・
キーボードの成田さん、ギターの三澤さん、ベースの露崎さんそれぞれ見せ場があって、特にグラフィティーでの成田さんの手の速さは超絶技巧でした。
セットリストは最近の曲も昔の曲もやってくれたという感じでしたね。最新の「真昼の夜」と「SYNTHESIZE」を聴けてよかったです。
「真昼の夜」はWeb上で酔いそうなMVを見て、この曲はちょっと自分に合わなさそうと思ったのですが、ライブで見ると意外と化けてくる曲かもしれません。つゆさんがキーボードのところにいってタッチパネルを操作するところも良かったです。
「SYNTHESIZE」は近年のパスピエには珍しいポップな曲。配信リリース直後のTwitterでは、最近の売れてる曲みたいだというようなツイートも見かけてて、きっとYOASOBIやヨルシカのことを指してたのかと思いますが、私は誰かに似てるという感じは全然しなくて、パスピエらしさはちゃんとあって、今までのキャリアを消化しつつ、活動し続けるためにも少し売れておこうといった印象を受けてました。
話逸れそうなのでライブに戻しますが、SYNTHESIZEはライブ会場で盛り上がって聴きたいですね。引き出しはたくさんあると思うので、やりたいことや音楽的な面白さと、売れることのバランスをうまく取っていってくれるといいな～。
セトリの終盤の「最終電車」「始まりはいつも」の流れで、惜しまれつつライブを終わるところが良かったです。もう少し長くライブしてくれたらなぁ。
セットリスト
1. シネマ
2. まだら
3. とおりゃんせ
4. グラフィティー
5. 真昼の夜
6. トーキョーシティー・アンダーグラウンド
7. つくり囃子
8. SYNTHESIZE
9. チャイナタウン
10. 最終電車
11. 始まりはいつも
おわりに
私は生配信ライブは初めてだったんですけど、家のPCからスピーカーに出力して聴いてました。今回は音質というか低音が微妙に聴こえてしまい、ベースとドラムを強くしてもっとライブっぽくしたかったなんて思ったりしました。うちの環境のせいなのかネット配信の音質のせいかわからないですが。
今後配信ライブを見る機会が増えてくるとすると、家のオーディオ環境や高速インターネット回線を整備するのが重要かもしれませんね。家をライブハウスにしたいです！