2015年12月22日のパスピエ日本武道館単独公演”GOKURAKU”に行ってきました。大胡田なつきさん(なっちゃん)もかわいいし、今までのパスピエのベスト的なセトリで、とても楽しく盛り上がったライブでしたよ。感想書きますね。
開演前
九段下駅から日本武道館に向かって行きました。パスピエのグッズの袋を持った人も見かけて、気分が上がっていきますね。
武道館前に来て、まず最初にグッズ売り場へ向かったんですけど、17時30分ぐらいでしたが、グッズ列はほとんど無かったです。ただ、すでに売り切れのグッズもありました。会場限定のタオルを買おうと思っていたけど買えませんでした。
あと、Tシャツも色とサイズによっては売り切れがあって、緑の寿司TシャツのLサイズを買おうとしたら売り切れててしょんぼり。緑のTシャツにしようした理由は、私はももクロの緑色(有安杏果)が好きだからです笑。
結局、黄色の湯のみTシャツ、カンフーファイスタオル、缶バッチ3個セットCを買いました。これだけ買って4500円だったからグッズにしては安い方だよね。アーティストへは積極的にお金を落としていこうと思っています。自分の懐と相談しながら。
グッズの後は娑婆ラバのCDを買った時に付いてきたくじ引き券で、くじ引きをしてきました。残念ながら当たりではなかったですけど、ステッカーをもらいましたよ(くじ引きの残念賞みたいなもの)。大切に保存しておきますね。
武道館の中に入って、今回の座席は1Fスタンドの前の方だったんですけど、意外と武道館って広くないよねとまず思いました。私は武道館に来たのは2回目だったのですが、初めて来たaikoの時はセンターステージだったから、普通の配置のときにどう見えるかは知らなかったんです。
チケットの売れ行きが心配だったけど、ステージが真ん中ら辺にあるいわゆる武道半にはなっていなくて安心しました。先日行った横浜アリーナや代々木第一体育館みたいな縦長のアリーナではないから、スタンドでも比較的近くに見られますね。
カメラも入っていて、これはDVD/ブルーレイの映像作品になるのかなと期待させられました。
ライブの感想
ステージに三角形のオブジェがあって、その間からパスピエの5人が1人ずつ登場してきました(このオブジェなどライブ中の画像はナタリーやBARKSのライブレポを参考にしてみてね)。最後にボーカルのなっちゃんが登場して、会場も1曲目の電波ジャックから盛り上がっていきましたね。
なっちゃんの動きはかわいらしくて、同性の女子が憧れる感じでした。実際に観客も男女比半々ぐらいだった気がします。若い人が多くて私はちょっと浮いていましたが笑。
キーボードのナリハネさんは前に行ったO-EASTのライブの時も観客の方をよく見てるなぁと思ったんですけど、今回も観客を見回してましたね。武道館でライブができたという喜びが溢れてた感じでした。アーティストにとっても武道館でライブできたというのは感無量なんだと思います。
電波ジャック、トロイメライ、贅沢ないいわけ、YES/NO、裏の裏とアップテンポな曲が続いて、序盤からヒートアップしてました。パスピエの楽曲はアップテンポな曲が大部分だというものあると思いますが。
バラード曲の「花」もCDで聴いていた時よりも、なっちゃんのボーカルに引き込まれるように聴かせてくる感じで良かったです。
「花」の後はなっちゃんがステージの三角形の中へとはけていって、楽器メンバーの4人によるセッションになりました。セッションでは特にナリハネさんが小さいグランドピアノとキーボードを弾いている姿が印象的でした。迫力があって、かつ、繊細なピアノ演奏でした。これはパスピエにしかできないパフォーマンスだったなと思います。
セッションの後は、なっちゃんと女性ダンサー2人がキツネの面を付けて登場してきました。パスピエでダンサーが登場してきたのには驚きました。でも、ダンサーがいることにより、「つくり囃子」のMVで見せていたような世界観がより表現できていたんではないかと思います。
つくり囃子はサビ前のギターとキーボードのソロの掛け合いがかっこ良くて、その後に露崎さんのベースソロがあるんですよね。今回はベースソロの前に原曲よりも溜めがあって、よりベースソロがフィーチャーされていました。MVのようにステージ上のスピーカー?の上に座って弾いてました。カッコ良かったわ。
つくり囃子の次の曲「術中ハック」のときまでダンサーは居たんだったかな。怪しい魅力が出てて術中ハックもいい曲だよね。術中ハックではギターの三澤さんがツインネックギターでかっこいいギターソロを見せていました。
とおりゃんせの後、会場全体が暗くなって、なっちゃんが三角形の上部にいって、銅鑼をならしましたね。思ったよりも銅鑼の音は小さかったけど、なっちゃんの可愛らしさが出てて逆に良かった気もしました。
銅鑼が鳴ったあとは「チャイナタウン」が演奏されました。チャイナタウンでは観客のオイ!オイ!という掛け声をなっちゃんも煽っていましたね。女子率が高い観客でどうなんだろうというのはやっぱり思うんだけど、声を出すのは大事!
この中盤のつくり囃子、とおりゃんせ、チャイナタウン、フィーバー、脳内戦争の流れは盛り上がったなぁ。パスピエはやっぱり楽曲の質がいいし、バンドの演奏もなっちゃんのボーカルもいいね。武道館という広い会場だったけど、照明やレーザーも綺麗だったし、色々な演出もやれるから大きな会場でも楽しいライブになりますね。ライブハウスと違ってもみくちゃにならないのも嬉しいかな。ライブハウスの近い距離感も大好きなんですけどね。
ライブ終盤では「シネマ」で会場全体がダンスフロアになっていたのが良かったですね。ほんとパスピエは楽曲作るのうまい。シネマの次の「MATATABISTEP」「トキノワ」はパスピエの代表曲だと思うし当然盛り上がりますよね。MATATABISTEPで手拍子している時に思ったんですけど、Bメロのリズムが少しずつ速くなっていってましたね。スキル高いなぁ。でも、トキノワでは間奏のギターソロの音が出てなかったな笑。コード外れちゃったのかな。。。
本編ラストは「素顔」でパスピエも大切にしている曲。今までずっと盛り上がっていた会場も、このバラードに聴き入っていましたね。柔らかい雰囲気で多幸感を感じたひとときでした。ナリハネさんが今回のライブタイトルのGOKURAKUは漢字で書くと「極めて楽しい」になると話していたように、極めて楽しいライブでした。
アンコール1曲目は「S.S.」でした。サビでエスエス!とみんなで叫んで、爆発的な盛り上がりでした。そして、アンコール2曲目の「最終電車」で今日のライブをしっとりと締めくくるという流れでした。
全体的な感想
全体的には、パスピエを代表する曲を一通りやっているというベストアルバム的なセットリストだったと思います。個人的には「アンサー」もやってほしかったけど、良いセトリでしたよね。武道館の広い会場を活かした照明などの演出も良かったし、今日のライブに来て良かったです。楽しかったー!
私はまだパスピエのライブは2回目だったので、演奏中に手拍子で行くのか手を振っていくのか、まだわからないところがありました。ここは裏打ちで手拍子かなと思ったところが外れたりしてました笑。メンバーも手拍子とかもっと煽ってくれてもいいんだけど、演奏で忙しいよね。これからライブに行っていく中で覚えていきたいです。
開場時にもらった紙に、4月にファンクラブ会員限定のライブが東京と大阪で行われると書いてありました。またパスピエのライブに行きたいし、パスピエもファンクラブに入ってしまおうか、とても悩んでおります。
セットリスト
2015年12月22日 パスピエ 日本武道館単独公演”GOKURAKU”のセットリストです。
01.電波ジャック
02.トロイメライ
03.贅沢ないいわけ
04.YES/NO
05.裏の裏
06.トーキョーシティ・アンダーグラウンド
07.蜘蛛の糸
08.名前の無い鳥
09.花
10.つくり囃子
11.術中ハック
12.とおりゃんせ
13.チャイナタウン
14.フィーバー
15.脳内戦争
16.手加減の無い未来
17.ワールドエンド
18.シネマ
19.MATATABISTEP
20.トキノワ
21.素顔
アンコール
22.S.S.
23.最終電車