こんにちは。園芸日記を書きますね。やっぱり食べられるものをもっと育てたいのですが、うちにはベランダがないので、室内で栽培可能な植物である必要があるんですよね。そこで、ミニトマトを植えた次はハーブがいいかなと思って、パクチー(コリアンダー)の種をまいてみました。でもパクチーの種まきをしてから2週間経つのに発芽しなくて困っています・・・。
パクチーの経過
土作り
最初に土作りから書いてきますね。鉢はダイソーで買った10号の丸くて深い鉢を使いました。底に鉢底石を敷いています。
土の割合ですが、インターネット情報ではハーブ用の土を使う、または、赤玉土:腐葉土=6:4がいいと書いてあるのを見ました。パクチーは酸性の土が苦手なので、アルカリ性である苦土石灰を撒いて2週間寝かせておくことで、土を中性に近づけておく必要もあるそうです。
今回は余っている土を使ってしまいたかったこともあったので、赤玉土(ホームセンター、ダイソー)約8.5L、ハーブの土(ダイソー)2L、野菜の土(ダイソー)の余り約1.5L、観葉植物の土(ダイソー)の余り約0.5L、腐葉土(ダイソー)約1Lを適当に混ぜて使いました。また、石灰ですが、苦土石灰を撒いてから2週間待つのが嫌だったので、すぐ植えられると書いてあった有機石灰を使いました。
ここでちょっと誤算があって、ダイソーの赤玉土は粒が大きいんですよね。中粒~大粒ぐらいの大きさがあると思います。もっと小粒の赤玉土をホームセンターか園芸店でケチらずに買ったほうが良かったかもしれません。
種まき
パクチーの種が近所のお店に売ってなかったので、メルカリで300円で落札したものを使いました。一般人の方が収穫したパクチーの実みたいです。パクチーとコリアンダーと香菜は言い方が違うだけで同じ植物なんですけど、実はスパイスで使うからコリアンダーと言ったほうがいいのかな。
※2018/5/9追記・・・近年のパクチーブームもあって、パクチーの種を取り扱うお店が増えてきているように思えます。
またまたインターネット情報ですが、パクチーの種は半分に割って、水に一晩付けておくと発芽率が上がるそうです。まな板の上でゴロゴロとやって半分に割ってから、こんな風に水に一晩付けておきましたよ。ガチで力を入れてゴロゴロやったら、粉々になってしまうので気をつけてくださいね。面倒ですけど、一個ずつある程度転がして割れ目が見えてきたら爪を入れて割ったほうがいいかも。
ちなみに、種を漬けておく水に「メネデール」という活力剤を入れると、さらに発芽率アップします(この記事での種まきをしたときは、メネデールのことを知らなかったので、入れていないです)。
パクチーの種を撒いた鉢です。まずは約25個のパクチーの種を半分に割ったので、50個ぐらい撒いたことになります。丸い鉢なので、深さ1cmぐらいの円の溝を掘って、その中に種をまいてから土をかぶせました。種まきをした日は2016/4/16です。
ちなみに、全然発芽する気配がなかったのと、パクチーは発芽率が低いという情報を見たので、2016/4/22に残りのパクチーの種も全部まいてしまいました。
その後、毎日水をやって土を乾かさないようにしているのですが、2016/4/29現在も全く発芽していないという状況になります。
パクチーが発芽しない原因と対策
私なりにパクチーが発芽しない原因を考えました。
- 当初、土を乾かさないように新聞紙を被せておくと良いという情報を信じて、新聞紙をかぶせていた。
- パクチーの種をまいた深さが深かった。
メルカリで買ったパクチーの種の品質が悪い。 - 最近天気が良くない日が多い。
- 土がダメ。石灰撒いてから時間が必要だった。
- そもそもパクチーは発芽するのに日数が掛かる。
- パクチーの種を一晩水につけたけど、もっと長くつけたほうがいい?
とりあえず、今思いつくのはこんなところですね。これらの原因を1つずつ詳しく見てみます。
1つ目の新聞紙についてですが、発芽するまでは土を乾かさないようにするというのは正しいのですが、パクチーの種は好光性種子ということなので暗くしてはいけないようです。ネット情報に騙されてしまいましたね・・・。
なので、こまめに霧吹きで水をあげるか、何かをかぶせるとしても新聞紙ではなくてビニールなどの透明なもののほうが良かったですね(ビニールだと温度が高くなりそうなので、隙間を開けた方がいいかも)。なので、対策としては新聞紙は外します。私も種まきしてから2~3日後に気付いてすぐに外しましたので、手遅れではないはず・・・。その後、水は土の表面を触って湿り気をみながら、1日1~2回あげるようにしたんですけど、まだ発芽してないです。
2つ目のパクチーの種をまく深さですが、光を好む種なのであまり深くまく必要は無くて、薄く土をかぶせるだけで良かったようです。さすがに掘り返して巻き直すのは大変なので、土の上の方にあった赤玉土を鉢の端っこに避けてみることで、土の深さを減らしました。
3つ目の
4つ目の天候についてですが、最近曇りや雨の日が多かったせいで、鉢を置いている私の家の窓際に日光があまり入ってないなくて、温度もそんなに上がっていないと思われます。ただ、それでも部屋の温度は20~25度あるので、パクチーの発芽温度である15~30度の範囲には入っているはずです。横浜近辺でパクチーを今年植えている人の情報が知りたいですね。
※2018/9/23追記・・・パクチーの発芽温度ですが、Webサイトによって記載が異なっていて、20~25℃と書いてあるところもあります。暑すぎや寒すぎは良くないのかもしれません。
5つ目の土についてです。土のブレンドの割合はそんなに悪くないと思うんですよね。赤玉土多めだけど。でも、有機石灰を撒いてから時間を置けばよかったかもしれません。次にパクチーを育てるときは石灰をまいてから2週間の時間を取れるように、計画的に栽培したいと思います。
追記・・・ちなみに、次シーズン(2016年秋)は有機石灰をいれないで種まきしたら、ちゃんと発芽しました。パクチーに限らず、土作りの際に石灰(苦土石灰)を入れた方が良いという情報を見かけます。ですが、その理由は日本の屋外では雨のせいで土が酸性になってしまうからです。なので、屋外の庭や畑の場合は石灰を入れたほうがいいと思いますが、室内の鉢植えだったり、土を新しく買ってきた時などはもともと土が酸性になっていない場合は石灰は不要だと思います。逆にアルカリ性になってしまうのも植物に良くないでしょう。
6つ目のパクチーの発芽に必要な日数ですが、最初Webで調べていた時は1~2週間という情報を見てたのですが、もっとよく調べていくと、2~4週間必要というサイトもあったりしました。逆に1週間以内に発芽してる人もいて、よくわからなくなってきたところです。とりあえず、私のパクチーは種まきしてからまだ2週間しか経っていないので、失敗と決定したわけではないことになりますね。まだまだ希望を持てます!
→結局、1ヶ月ぐらい様子見たけど発芽しませんでしたー(´・ω・`)
最後に
パクチーの発芽は難易度が高くて、私のような初心者は苗から育てたほうが良かったみたいです。種から育てたほうがたくさん収穫できると企んでいたのですが、いきなり欲張り過ぎたみたいですね。
最後に今回発芽しなかった原因の結論ですが、次シーズン(2016年秋)に発芽させることができたことも考えると、下記3つのどれかだと推測してます。
- 鉢植えなので石灰は不要だった
- メルカリで買った種がダメだった
- 種をまいたときの深さが深すぎだった
2017/1/7追記・・・今回の2016年春のパクチーはダメだったのですが、2016年秋蒔きでリベンジしました。こちらの記事に書いてます。
パクチーの種を秋蒔きしました。今度こそ発芽しますように。メネデール先生お願いします。
パクチーの種を撒いてから3週間~発芽したけど徒長してしまいました。またまた失敗?
パクチーの葉に白い斑点が出てきた。ハダニの被害ということがわかったので対策しました
ついにうちの窓際で育てたパクチーを収穫できた!鶏肉と合いますね~。
うちで育ててるパクチーに花が咲いたー!綿棒で受粉してあげましたよ。
2018/5/9追記・・・2017年秋~2018年春はパクチーをベランダで育ててみました。自分で言うのも変ですが、少しずつ育てるのが上手になってきている気がします。
【2017秋~2018春】パクチーのベランダ栽培日記~種まきから葉と実の収穫まで