2015年テレビ朝日ドリームフェスティバル(ドリフェス)3日目のライブレポですが、前編に引き続き、ここではaikoの感想を書いてみます。aikoのところだけ長くてキモい文章になってしまいましたが、aikoさんご本人に見られても大丈夫なように書いたつもりですｗ
※画像はナタリーさんから引用。トリミングしてます。透かしはこのブログで自動的に入ってしまう設定になっているだけなので、気にしないでください。保存したい人はナタリーさん等からどうぞ。
aiko
休憩時間中に、ステージ中央にお立ち台がセッティングされたり、センターステージのキュウソネコカミが残していった紙吹雪を掃除したりしていて、次はaikoかな？という期待でわくわくしながら待ってました。正直、会場のテンションが下がり気味な雰囲気もあって(時雨のファンの皆さまごめんなさい)、aikoはここからどうリセットして生き返るのかなと思ってました。
そして、aiko登場です。adidasのジャージをリメイクしてピンクのふわっとしたスカートを合わせた可愛い衣装でした。
アップテンポな曲ではなく、オルゴール調のカブトムシからスタート。2番になっていつものバンド演奏になっていきました。aikoの歌でいきなり会場の雰囲気ががらっと変わりました。会場全体を引き込んでいくaikoの(本物の)カブトムシ。aikoの存在感がすごすぎる。私の好きなaikoさんって、こんなにすごい人だったのか。
バンドメンバーですが、私の席からはあまり良く見えなかったんですけど、Twitterを見る限り、ドラム佐野康夫(さのっち)、キーボード佐藤達哉(たつたつ)、ベース須長和広(カズ)、イケメンのギター2人が浜口高知(はまちゃん)と芳賀義彦(ヨティ)だったみたいです。(敬称略)
MCでは、こないだ28歳の誕生日だったという話題になって、キュウソネコカミのカブトムシのパフォーマンスを見てたことを話してました。キュウソネコカミ後でしばくと言って、会場を笑わせてましたね。aikoは28歳以降年を取らないそうです。アットホームなaikoのMCはいつ聴いてもいいものですね。
曲になって、夢見る隙間と二人を演奏します。どちらもアップテンポな楽曲で盛り上がってて楽しかったです。私はaiko推しなので、応援するアクションも大きめに手を振ったり手拍子したりしてました。夢見る隙間のついつい踊ってしまう感じがファン以外にも伝わってくれていたら嬉しいです。
次のMCに行って、先週ニューシングルのプラマイが発売されたことを話してました。ネットではPVが怖いと言われているみたいと話していて、まさかうちのブログ見てないよね？うちのブログを直接見てなくても、それがまとめられたまとめサイトを見てしまったのではないかとちょっと不安になりました。
PVでは髪を食べたり、服の匂いを嗅いだりするという話で、aikoはさすがに髪は食べないけど、服の匂いは私も嗅ぐわ～と言ってました。わかる気がします。
この話の流れで新曲のプラマイをやるのかなと期待していたら、まさかプラマイをやらずにカップリングの合図を演奏します。えっ、新曲をここで売り込もうよという気もしましたが、aikoのいい意味でひねくれた性格が出ましたね笑。今日はマイナーな昔のカップリング曲とかやらなかった代わりに、ここでぶっこんできたかと終わった後に思いました。
合図はaikoが弾き語りでやるような優しいテンポとメロディーに、OSTER projectさんのジャジーなアレンジが加わって、身体が横に揺れるような楽曲でとても素敵でした。歌詞をスクリーンに映す演出も良かったみたいなのですが、私の席(スタンド1FのJブロック)からはあまり見えなかったかな。でも、合図のサビで「あなたしか見てないから～」というフレーズがあるのですが、そこでaikoと目があってとても嬉しかったです。aikoさん結婚してください！
次に歌った三国駅も普通にいいバラードですよね。会場全体を包み込むaikoの優しさが伝わってきました。行ったことないけどaiko地元の三国駅の情景が浮かんできます。変わらない街並みあそこのボーリング場。
またMCになって、ここでaiko恒例のコールアンドレスポンスになります。男子！女子！そうでない人！メガネ！コンタクト！裸眼！レーシック！（一応書いておきますが、このコールアンドレスポンスはaikoが本家本元で、Perfumeのあ～ちゃんは大好きなaikoをリスペクトしてライブでやっているそうです。aikoが真似してるわけではないし、あ～ちゃんはガチなaikoファンだと思います。）
そして、今日やらないでいつやるということで、Xジャンプもやってましたね（aikoのライブではメンバー紹介にメンバーがお題に沿った曲をやるのですが、うまくいかなったときにXジャンプをします）。
その時に、aikoが観客の凄い金髪をしたXファンに本当のXジャンプはどうやるんですか？と尋ねました。そのXファンの方が、We are X!!!と大きな声で叫んだんですよね。それを拾ったaikoがコールアンドレスポンスの最後にWe areと言って、観客がみんなでエックス！と叫ぶように取り入れました。この即興でコールアンドレスポンスに自然にWe are Xを取り入れるaikoのトークスキルもすごいけど、ここでWe are Xと叫んでくれたXファンに感謝ですね。
男子女子そうでない人We are Xのコールアンドレスポンスの後に、ボーイフレンドに突入します。ここで金テープが放出されました。私の席には届かなかったけど、今日の出演者の絵が書いてあったみたいです。
ボーイフレンドはBメロでパンパンパパパという手拍子をするんですけど、自分は手を頭の上に上げてやってました。後ろの観客も真似して手拍子ができていたら嬉しいな。ボーイフレンドはさすがにみんな知ってる曲なので、今日ここまでで一番盛り上がったところだと思います。
次の愛の病はアルバム曲だけど、aikoのライブでは定番曲です。いつも通り原曲よりアップテンポなロックバージョンでの演奏で、会場も盛り上がりましたね。愛の病はライブで何度も聴いてる曲だけど、いつ聴いてもいい曲です。
そしてaiko最後の曲であたしの向こうを演奏します。あたしの向こうはライブではサビで手拍子とドラムが重なってくるところの一体感が心地良い曲なのですが、aikoにしてはそんなに手拍子多くなかったかも。aikoは基本手拍子多いけど、もしかしたら他のアーティストにはあまり手拍子の文化がないのかな？
aikoのセットリスト
aikoの歌ったセットリストはこちらになります。
1.カブトムシ
(MC)
2.夢見る隙間
3.二人
(MC)
4.合図
5.三国駅
(MC、コールアンドレスポンス)
6.ボーイフレンド
7.愛の病
(MC)
8.あたしの向こう
aikoライブ全体を通した感想
フェスって盛り上げた者勝ちというところもあると思うのですが、盛り上げるだけじゃなくてその先を行くようなaikoのパフォーマンスでしたね。
観客とのやり取りもするアットホームなトークや、センターステージとステージ両脇を動きまわって、たくさんの観客と目を合わそうとするステージングもさすがでした。aikoのライブには何回も行ってるから、それが普通だと思ってたけど、そうでもないみたいなんでしょうか。それに作詞と作曲もしていて、音楽好きな人達にもそれなりに評価されているみたいで、aikoすげぇよ。
ドリフェスはチケットが10800円もして結構高かったけど、このaikoに会えただけでも十分元を取れて満足でした。ちなみにaikoの次のライブLLP18のチケ代は6900円ですよ。年末に横アリでもライブをするので良かったら見にいってみてくださいー。
aikoがこれだけ盛り上げてしまったら、会場が温まるのはいいけど、以降のアーティストのハードルは上がってしまいますよね。
椎名林檎とX JAPANのライブレポは後編に続きます。
→2015年ドリフェス3日目ライブレポ(後編)～伝説のバンドX JAPANは実在していた！